黒竜江省:幼稚園経営者 不当拘禁される
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 【明慧日本2012年8月30日】黒竜江省大慶市のドルボド・モンゴル族自治県泰康鎮に在住の法輪功修煉者・周宏波さんと妻の王福娟さんは先月警官に連行され、拘禁された。周さん夫婦は幼稚園の経営者で、その幼稚園の子供が優秀なことは現地の人々によく知られている。しかし現在、王さん夫婦が経営していている幼稚園からは子供の姿がなくなった。

 数年来、王さん夫婦は法輪功を学んでいるとして、中共(中国共産党)当局から迫害を受けてきた。

A:

黒板

B:

幼稚園の外観

C:

幼稚園の教室

D:

幼稚園の寝室

E:幼儿园的孩子的游乐园。

幼稚園の遊び場

 周さんは胡吉吐莫鎮の中学校の教師だった。周さんは若いときから、頭痛、関節炎、 リウマチを患い、特に頭痛が絶えず、壁を突き飛ばすようなことがしばしばあった。 しかし、1997年に周さんは法輪功を学び始め、法輪功の修煉を通じて病気は治り、元気を取り戻した。

 王さんも夫と同じ中学校に勤めていた。王さんは法輪功の教えに心服して、夫と一緒に法輪功を学び始めた。2002年、王さん夫婦は幼稚園の経営を始めて、「真・善・忍」に基づき、自分を律し、子供たちに対して、責任を持って教えた。

  しかし、その年のある日、警官は突然、幼稚園に入り、周さんに「法輪功は良いのか」と聞き、周さんは自ら法輪功を学んで、恩恵を受けたことを警官に教え、 「法輪功はとても良いです」と言ったが、警官は「お前、良いと言ったな」と言いながら、周さんを連行した。その後、周さんは留置場に拘禁され、拷問を受け、危篤になって、57日後に釈放された。

 2007年、周さんは再び連行され、1年の労働教養処分を科されたという。

 2011年7月、周さんは中学校の副校長に騙され、学校に行ったが、学校で待ち伏せていた司法関係者6人に捕まえられ、強制的に大慶洗脳班に拘禁された。

 今年6月27日午後、同県教育局の人が周さんの家に行き、「幼稚園を3日以内に廃業しろ」と命令した。

 7月6日午後、周さん夫婦は出かけたが、夜9時ごろ、鎮の副書記が数人を連れて、周さんの家に不法侵入し、何の証明も提示しないまま、家にあるパソコン、プリンタ、携帯電話1台を没収した。周さん夫婦は行方不明になった。

 7月9日、周さんの家族は、2枚の拘留通知書を受け取った。それで家族は、周さんが泰康留置場に拘禁され、王さんは大慶市第1留置場に拘禁されているのを知った。その後、家族は周さん夫婦との面会が許されなかったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/25/261986.html)
 
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