遼寧省:刑務所に拘禁中の法輪功修煉者 迫害され危篤に
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 【明慧日本2012年8月31日】遼寧省大連市公安局の警官は7月6日9時ごろ、金州新区東方漁港の従業員である法輪功修煉者・張国立さん、曲斌さん、朱承乾さん、王さんの4人を公安局に不当に連行した。警官は4人の自宅を家宅捜索し、携帯電話、パソコン、現金などを没収した。公安局で警官は4人に対して、トイレにも行かせず、拇印を押すよう強要したが、4人は警官の要求に従わなかったため、暴力を振るわれた。

 その後、4人は大連市姚家刑務所に移送されて拘禁された。張さんと曲さんは刑務所の迫害により危篤状態に陥ったため、釈放されたという。

 張さんは刑務所で迫害されて腎臓が悪くなり、食事ができなくなった。そのため張さんは7月27日、検査のために手錠・足枷を掛けられて軍隊の病院に連れて行かれた。

 病院で、医者は張さんにある薬物を注射しようとしたため、張さんは医者に「その薬物に対してアレルギーを起こします」と説明したが、強行に注射された。そのため、張さんは動悸が激しくなり、痛みも伴った。その後、張さんは失禁するようになり、多量の便が出た。夜になると痛みがますます激しくなり、呼吸も浅くよだれが絶えず出て、何度も地面に倒れたが、助けてくれる人は誰もいなかった。

'图为张国立在被关押期间,脚腕被脚镣铐磨留下的伤痕'

足かせをはめられた痕

 8月8日になって、大連公 安局中山分局の警官は、張さんの父親に「息子を迎えに来い」と知らせた。父親は息子が2人の警官に支えられて出て来るのを見て驚き、警官に「なぜ、息子はこのようになったのか? なぜ、早く家族に知らせてくれなかったのか」と詰問した。父親は息子の足にある傷は足かせの痕だと聞いて、あまりにも悲しくて大声を出して泣いたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/18/261713.html)
 
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