河北省：数人の法輪功修煉者が迫害され家庭崩壊

 

　【明慧日本2012年8月31日】河北省レイ県に住む法輪功修煉者・解阿満さん、呉瑞祥さん、謝紅彩さん、李二剛さんは今年4月23日夜8時ごろ、610弁公室の警官らにより令状の提示もなく、法的手続きも経ずに逮捕され、留置された。そして、呉さんと李さんは邯鄲労働教養所へ、解さんと謝紅さんは河北女子労働教養所へ送り込まれた。

　連行当日、解さんは家を大量の警察に囲まれ、壁を乗り越えて不法侵入してきた警察に捕まった。こうして家宅捜索や家財没収を受け、介護の必要な70代の母親や幼い孫が残されたまま、連れ去られた。

　また呉さんは連行される前に、自宅で警察から金銭を恐喝され、立証写真の撮影を強要され、犯人扱いされた。その後、呉さんの妻は公安局へ行ったが、夫の行方を教えてくれなかったどころか、夫を逮捕した事実さえ否認した警察の卑劣な態度に屈することなく、警察の不法行為を非難した。

　2011年から、謝さんの夫は妻がレイ県洗脳班で迫害を受けたことで、警察を強く非難した。しかし、迫害が一家に及ぶことを恐れ、悪らつな警察の仕返しから逃れるため、家族全員を連れて家を遠く離れて放浪生活を余儀なくされた。謝さんは連行当日、地元に戻ったところ、50人体勢の警察で家を占領され、事前に家で罪を捏造するための偽の証拠が散らばされ、逮捕された。

　李さんは労働教養所へ送り込まれた後、わずか1カ月のうちに、やつれて見る影もなく痩せこけてｓまい、体が衰弱するまでさんざん迫害された。李さんが拘禁されてから、李さんの妻は一人で80歳過ぎの両親を介護し、未成年の子供を扶養し、少ない収入で何とか生活を維持しており、頼れる人もお金もなく、苦しい生活を強いられている。