吉林省:一家3人が不当連行 妻が迫害され救急搬送
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 【明慧日本2012年9月4日】吉林省吉林市の長江派出所の警官は先月9日、法輪功修煉者・常実さん(52歳)と妻の張敬東さん、娘の常慧瑩さんの一家3人を連行し、常さんの自宅の家宅捜索を行った。警官は常さんの貴重品、現金などの私財を没収した後、ドアを開けたまま、去って行ったという。

 常さんは長春郵電学院を卒業後、吉林市電気通信局に就職し、エンジニアとなった。常さんは有能で仕事を熱心にこなし、何度も優秀社員として選ばれた。

 妻の張さんは上海海通証券会社吉林支社の主管会計で、心臓病を患い、長期の入院生活を送り、しばしば危篤状態に陥った。そのため、張さんは普通のように仕事ができなくてとても悩んでいた。1997年、張さんは夫と一緒に法輪功の修煉を始めて1カ月後、病気が治り、健康を取り戻した。そして、張さんはここ10数年の間、1粒の薬も飲まずに元気に生きてきた。

 常さんは妻の身に起きた奇跡を目の当たりにして、法輪功に心服し、その後、夫婦ともに法輪功の修煉を続けている。

 しかし、1999年7.20、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始した。常さん一家は法輪功を学んでいるとして、さまざまな迫害を受けてきた。

 2002年4月16日、 常さんは市公安局の警官に連行され、家宅捜索が行われ、パソコン、プリンタなどの私財を没収された。その後、留置場に拘禁された常さんは警官に「法輪功 のチラシを作っている場所と人の名前を言え」と強要され、激しい拷問を受けた。警官は常さんの両足を筋肉と骨が分離するまで引っ張ったり、押したりし た。

 常さんは留置場に6カ月間拘禁され、心身ともに苦しめられ、そのうえ会社から解雇された。

 先月9日昼ごろ、常さんはオートバイに乗って外出し、帰宅の途中、家の近くで警官に身柄を拘束された。その後、7~8人の警官が不法に常さんの家に侵入し、上半身下着姿の妻の張さんを紐で縛り、連行した。張さんは警官の騒ぎを見物に来た人々に「私は病気を治すため、法輪功を学びました。私たち法輪功修煉者はより良い人になる努力をしており、法律違反はしていません」と話した。

 同日、常さんの娘・慧瑩さんも派出所の警官に連行され、沙河子洗脳班に送り込まれた。

 張さんは連行されて10数日後、警官の迫害により、全身がしびれて硬直し、呼吸困難を起こし、心臓と脳梗塞の症状が現れた。張さんは市センター病院に救急搬送され、応急手当の結果、30分後にやっと一命を取り止めた。医者は「すぐ入院して治療してください」と要求したが、警官は両腕を点滴され、酸素吸入している張さんを救急室から出し、病院から離れ、長春労働教養所に向かったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/31/262216.html)
 
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