山東省:派出所の警官 法輪功修煉者への迫害に加担
【明慧日本2012年9月5日】山東省の法輪功修煉者・鄭希珍さんは先月9日、自宅で地元の諸城市程戈荘派出所の警察に捕まり、プリンタなど一部の家財も脅し取られた。2日間身柄を拘束されたうえ、諸城国家安全保衛(国保)大隊へ移送され、監禁・監視・行動制限を受けた。そして、現金1万元を釈放条件として、人質にされた。しかし、拘束5日目に、鄭さんは監禁場所から抜け出すことができたが、現在、指名手配とされている。
2003年、諸城程戈荘・派出所と国保大隊は互いに結託して、盗難、強盗、拉致、誘拐、金銭恐喝を目的に各種の脅迫手段で地元の法輪功修煉者への迫害に力を注いできた。例えば、修煉者を強制連行した、家宅捜索を名目に家財を脅し取り、また彼らを人質とし家族に金銭恐喝を行い、金のない人を労働教養所や留置場などへ送り込むよう手配した。
一方で善、悪ともにその行いには報いがあると言われるが、2006年12月31日、加害者・周忠、徐光栄らは、自動車事故で車窓から車外へ振り落とされた。徐は左頬の皮膚が剥がれてひどくただれ、顎の骨も裂けた。周は脊椎と肩に大怪我を負った。しかし、同車の乗客は、誰一人も怪我をしていなかった。
周は回復したあと、程戈荘鎮派出所に戻り、勤務に復帰したものの、相変わらず連行・拘禁・金銭恐喝などで法輪功修煉者への迫害に加担した。2008年4月28日午後3時頃、周は飲酒運転で自動車事故を引き起こし、重体となった。