寧夏回族自治区:元看護師長に再び不当判決
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  明慧日本2012年9月6日】寧夏(ねいか)回族自治区の中衛市在住の法輪功修煉者・張鳳娥さん(55歳女性)は今年5月、地元の警察・検察・裁判所の共謀で、懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。現在、地元の銀川女子刑務所に拘禁され、迫害されている。

 張さんは中衛市人民病院の元看護師長であった。2011年9月28日、地元の国家安全保衛大隊に自宅から不当に連行された。また、携帯電話2機、法輪功の関連書籍などを没収された。

  同年11月2日、張さんは「法律の実施を破壊する罪」で地元の公安支局に逮捕され、中衛市留置場に拘禁された。

 9カ月後の今年5月25日、中衛市沙坡頭区検察庁は「携帯電話を利用して大量の法輪功の真相メールを送り、法輪功の思想を宣伝した」という理由で張さんを不当に起訴した。沙坡頭区法院(裁判所)は懲役3年6カ月の判決を言い渡したが、張さんは中級法院に上訴。7月19日、中級法院は「原判決維持」と裁決した。

 8月1日、まだ上訴期間中にもかかわらず、中衛市の国家安全保衛大隊の警官らは張さんを銀川女子刑務所に連行した。情報によると、張さんは中衛市留置場で腕を骨折していたという。当刑務所は張さんの体の状態が条件に合わないということで受け入れを拒否した。その日に張さんは元の留置場に戻され、8月13日に再び銀川女子刑務所に連行された。

 張さんはこれまでにも「法輪功を修煉する」という理由でたびたび迫害を受けてきた。2001年9月、寧夏呉忠市の労働教養管理委員会に「社会秩序を乱す」という理由で2年6カ月の労働教養を科された。2009年3月15日には再び「法律の実施を破壊する罪」で1カ月拘禁されたのちに解放され、家に戻された。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/3/262343.html)
 
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