【明慧日本2012年9月12日】沈陽市沈北区の法輪功修煉者・牛桂芳さん、牛桂華さん、曲麗紅さん、陳敏さんは2012年7月19日、沈北新区の新城子街派出所の警官に連行された。陳敏さん・牛桂華さんは労働教養を強いられ、牛桂芳さん・曲麗紅さんは逮捕状を下され、沈北区610弁公室は2人に対して不当判決が下されるよう計画している。
強制連行、家財を没収
警官は4人(牛桂芳さん・牛桂華さん・曲麗紅さん・陳敏さん)を連行した翌日の午前10時~午後2時の間、10台近くのパトカーを出動させ、4チームに分かれて家財を没収した。警官らは扉をこじ開けて入室し、10数万元相当の品物を略奪した。略奪品は、コンピュータ2台、デジタルカメラ1台、携帯電話3台、ミシン1台、金の指輪1個、1万2千元の現金、預金通帳2冊などである。
翌日、徳曲は法輪功修煉者の任秀琴さん・呂国琴さんを連行し、夜中まで拘禁した。
安否を心配した家族は7月20日の夜、新城子街派出所に行き、釈放を求めた。しかし当局は面会すら許さず、当日の夜中に、牛桂芳さん・牛桂華さん・曲麗紅さん・陳敏さんを瀋陽市第1留置場へ連行した。8月22日、陳敏さんと牛桂華さんは労働教養を科され、馬三家労働収容所に送られた。 陳敏さんは15カ月、牛桂華さんは18ヶ月の刑期を宣告された。牛桂華さんは健康検査が不合格だったため、入所を拒否され、24日に帰宅した。曲麗紅さんと牛桂芳さんは、現在も拘禁されている。
牛桂芳さんの夫、曲麗紅さんの姑は、家族の釈放を求め、関連部門を奔走したが、担当者達はお互いに責任をなすりつけたり、家族を脅したりした。
13年間続く法輪功への迫害に、法律的な根拠はまったく存在していない。しかし、中国の「権力が法を上回る」の環境の中で、国民は助けを求める場所がなく、罪を着せられても訴えるところがない。
なぜ彼らは法輪大法を信じ続けているのか
法輪功は人々に「真善忍」に基づき良い人になるよう教えており、牛桂芳さんは、牛さんは善良かつ正直な人柄で、人を助けることが好きだった。牛さんの夫は派出所に訪ねた時、警官は「なぜ妻の煉功を止めさせなかった?」と聞かれ、牛さんの夫は「彼女は法輪功を修煉して全身の病気が回復したのに、なぜ止めるのですか」と答えた。1999年7月20日以来、牛さんは3回も不当に拘禁されたことがあり、何度も嫌がらせを受けた。
曲麗紅さんは、学生時代に肋膜炎を患っていたが、お金がないため、ずっと治療を受けることができなかった。修煉を始めてから曲さんは、常に「真善忍」の基準で自分を律するようになり、病気も自然と治った。曲さんは結婚の時に結納金を受け取らず、自分の母のように姑に接し、仲が良いことで評判だった。
曲さんが連行された後、同僚は派出所を訪れ、「曲麗紅さんは勤務先の皆が認めるいい人で、彼女を釈放して下さい」と言った。曲さんの姑は毎日弱々しい身体で、公安支局と派出所に足を運び、人と会うたびに自分の嫁のことを話し、修煉してどのように恩恵を受けたのか、自分に対してどのように優しくしてくれたか等々を伝えた。
牛桂華さんは、善良な人柄で村の中で評判が良く、特に夫の父の世話に心を尽くしたことから、人々に感心された。
陳敏さんは身体が弱いため子供が生まれた後、満足に働くことができなかった。しかし修煉を始めてから、陳さんは身体が軽くなり、それから10数年間、常に健康だった。