四川省:法輪功修煉者3人が不当拘禁、家族に通知されず
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 【明慧日本2012年9月13日】 四川省成都市の法輪功修煉者・肖洪明さん、李バイさん、楊艶さんの3人は今年4月26日、李さんの車で買い物へ行く途中、公安局青羊支局の警官に身柄を拘束された。警官は肖さんが持っていた7千元、李さんの車、車の中に置いていた数万元を没収した。その翌日、青羊支局 は3人の自宅に行き、家宅捜索を行い、パソコン、プリンタなどを没収した。

 その後、青羊支局  は3人を成都市留置場に拘禁したが、家族に通知しなかった。そのため、家族はそれぞに行方不明になった3人を懸命に探した。

 肖洪明さんの家族はここ数カ月来、肖さんを探して派出所、610弁公室などの関係部門を奔走したが、行方は依然として分からなかった。5月21日、家族が成都市留置場を訪れ、肖さんのことを尋ねると、女性警官が「肖洪明はここにいる」と言った。しかし、刑事拘留通知書を持っていないため、肖さんに着替えを差し入れることができなかった。女性警官は「太昇路派出所で刑事拘留通知書を請求しろ」と言った。

 当日の午後、家族は太昇路派出所に行き、状況を話した。すると警官に「お前ら、どこからこのことを知ったのか。教えた者の名前と電話番号を言え」と脅された。家族が「暑いから、着替えぐらい送りたいのですが」と言うと、警官は「そこでは服は要らない」と言い、結局、刑事拘留通知書はもちろん、肖さんの行方さえも教えられなかったという。

 6月初め、家族は成華区跳トウ河派出所に行き、肖さんが行方不明であることを話すと、警官は「責任者が出張しているので、私たちには分からない」と言った。中旬、再び同河派出所に行き、「肖洪明が2カ月前から行方不明です」と担当の警官に言った。警官はパソコンで調べ、「肖洪明は失踪していない。上級部門に監禁されている。失踪届けを出さなくていい。家で通知を待て」と言った。

 7月初め、家族が成華区610弁公室を訪ね、肖さんのことを聞くと、警官は横柄に「知らない」と言い、「お前らも法輪功なのか」と聞かれた。

 李バイさんの家族は李さんが失踪後、派出所に捜索届けを出した。1週間後、派出所から刑事拘留通知書が送られてきたという。

 家族は李さんの案件を弁護士に依頼した。しかし、弁護士は李さんとの面会を妨害され、7月19日、2人の警官の監視のもとでやっと面会できた。李さんは手錠をかけられていたという。

 現在、李さんと楊さんは成都市留置場に拘禁されている。肖さんは留置場に拘禁されて5日目、高血圧の症状が現れ、青羊病院に送られたが、現在、成都市第三病院4階に拘禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/7/262496.html)
 
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