黒竜江省:ジャムス市警官 8歳の子供を含む15人を不当連行
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 【明慧日本2012年9月18日】黒竜江省ジャムス市公安局、国家安全局、国保(国家安全保衛)大隊、三つの派出所は今月10日、大量の警官を出動して、法輪功修煉者2人の自宅にほぼ同時に不法に侵入し、13人の法輪功修煉者を連行した。そのほか、法輪功修煉者の息子(大学を卒業したばかり)と法輪功修煉者の娘(8歳)も一緒に連行した。

  9月10日夜7時20分ごろ、法輪功修煉者・張淑華さん(50代女性)は家に訪ねてきた張淑英さん(40代女性)と一緒に出かけようとして、家から出たとき、待ち伏せしていた私服警官に連行され、西林派出所に拘禁された。その後、多くの私服警官は淑華さんの家の前に集まり、家に入ろうとした。警官は深夜11まで淑華さんの家ドアを叩き、「部長」と呼ばれた人が万能鍵を使って、ドアを開けて家に不法侵入した。警官は捜査令状もないまま、淑華さんの自宅の家宅捜索を行い、パソコン、プリンタ、電子書籍などの私財を没収した。

 また、警官は淑華さんの家を訪ねた法輪功修煉者・趙娟さん(40代女性)、崔秀雲さん(女性)、孫穎さん(70代女性)、劉麗傑さん(40代女性)、項暁波さん(50代女性)、王書美さん(60代女性)、淑華さんの息子7人を連行し、建設派出所に拘禁した。王さんは派出所で痙攣を起こし、救急車で病院に運ばれ、血圧が260まで上がった。医師は「この人を動かさないでください。とても危険な状態です」と警官に言った。淑華さんの息子は一晩拘禁され、釈放された。

 同日、警官は法輪功修煉者・任淑賢さん(40代女性)の自宅へ行き、ドアをこじ開けて侵入した。家にいた任さん、任さんの家を訪ねていた法輪功修煉者・王英霞さん(50代女性)、張利民さん(50代男性)、屈玉傑さん(50代、張利民さんの妻)、劉洪麗さん(30代女性)と劉さんの娘(8歳)の6人を連行し、建設派出所に拘禁した。劉さんの娘は夜中1時過ぎ、父を迎えに行って家に帰ったが、劉さんは夜中2時過ぎ、心臓病の症状が現れ、救急病院に搬送された。検査した後、劉さんは派出所に戻されたが、8時ごろ、劉さんは健康状態が悪化して再び病院に運ばれたという。

 その後、法輪功修煉者たちの家族が何度も派出所へ行き、拘禁されている法輪功修煉者たちの状況について尋ねたが、警官は家族たちを派出所の中に入れず、「知りたいなら、市公安局へ行け」と追い払った。

 現在、連行された法輪功修煉者13人のうち、数人はすでにジャムス留置場に移送されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/13/262732.html)
 
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