【明慧日本2012年9月19日】黒竜江省の鶴北林業局の職員・宋桂萍さん(62歳女性)は法輪功の修煉を通じて、心身ともに健康を取り戻した。しかし、宋さんは法輪功を学んでいるとして、中共(中国共産党)当局に数回にわたって連行・拘禁された。今年6月、宋さんは再び連行され、伊春洗脳班に拘禁された。
宋さんは幼いころから肺結核を患い、13歳の時、咳とともに痰の中に血が混じり、19歳の時には病状が重くなり、咳とともに大量の血を吐いた。宋さんは長年にわたって肺結核の治療薬を飲んでいたため、薬の副作用によって、腎臓、胃、肝臓、心臓などが弱り、病状として現れた。肺結核も治らず、肺に穴ができた。やがて宋さんは家事さえもできなくなり、入院生活を送ることになった。
長年にわたって病気に苦しめられた宋さんは、幼い子供が2人いるため、死にたくても生きていかなければならなかった。そして、宋さんは生きるため、いろいろな気功を学び、いろいろな病院を訪ね、毎日欠かさず薬を飲んでいたが、病気は一向に快方しなかった。
1997年のある日、宋さんはあるきっかけで法輪功と出会い、学び始めた。それから、宋さんは毎日欠かさず法輪功の功法を練習し、法輪功の教えの「真・善・忍」に従って自分を律した。その後、宋さんは若返って元気になり、幸せな家庭を築いた。
しかし、1999年7.20、中共当局は法輪功への弾圧を開始した。宋さんが1999年12月末、数人の法輪功修煉者と一緒に北京へ行き、法輪功が着せられた罪を政府に訴えようとしたが、天安門広場で警官に連行され、暴力されて地元に送還された。地元の留置場に拘禁された宋さんは、真冬に暖房もない部屋に20数日間拘禁された。
2000年12月末、宋さんは夫・喬振彬さん(法輪功修煉者)とともに連行され、留置場に拘禁された。宋さんは留置場で両腕を鉄の暖房器具に手錠で6日間繋がれた。宋さんは迫害に対して断食で抗議を行ったが、そのため、20数日間とても苦しい拷問を受けた。その後、宋さんは65日間にわたって手かせ足かせをはめられた。
留置場で迫害された宋さんは痩せこけ、咳とともに血を吐いた。2001年4月、宋さんは労働教養所に移送されたが、病気のため、教養所側に入所を断られた。しかし、留置場の所長は教養所の医者に賄賂を渡し、強行して宋さんを教養所に入れた。
2007年1月、宋さんは再び連行され、留置場に20数日間拘禁された。留置場の迫害によって、宋さんはまた血を吐いたという。
今年6月30日、宋さん夫婦は地元の610弁公室、公安局の警官7~8人によって連行され、家宅捜索が行われ、パソコン、200元の現金などの私財を没収された。その後、宋さん夫婦は地元の留置場に8日間拘禁され、鶴崗第2留置場に移送された。
情報によると現在、宋さんは伊春洗脳班に拘禁されているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)