遼寧省:撫順市の銀行元課長 迫害され腎不全に
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 明慧日本2012年9月19日】遼寧省撫順(ぶじゅん)市に住む法輪功修煉者・林栢さん(51)は、不当に連行されて懲役8年の判決を言い渡された。現在、林さんは迫害されて腎不全が発症した。しかし、東陵刑務所側は一時出所して入院することも、病院で治療することも禁じている。

 林さんは同市の銀行貸付課の元課長である。2005年1月12日の夜8時過ぎ、地元の公安局の警官十数人が防犯ドアこじ開けて、法輪功修煉者・林栢さん、王国英さんを連行し、10万元あまり相当の財物を没収した。そして、2人を第一留置場に拘禁した。同年6月、林さんは懲役8年の判決を言い渡され、瀋陽市東陵刑務所に拘禁された。 

 林さんは殴打・悪罵・電気ショックなどの非人道的な迫害を受けたため、健康な体だったが腎不全になってしまい、全身浮腫で行動困難となり、重体に陥った。親戚が面会に行った時、林さんの様子は見る影もなく変わったという。家族は一時出所を要求したが拒否された。

 林さんの拘禁期間はあと4カ月残っているが、一時出所を禁じられ、刑務所内の外来診察だけ受けた。そのうえ、奴隷的な苦役を強いられた。東陵刑務所は臨終の法輪功修煉者を放置している。同市の清原県の法輪功修煉者・徐大為さんは当刑務所で器官不全、精神異常になるまで迫害された。懲役8年の刑期満了後、家に戻ってから13日後に死亡した。

 現在のところ、林さんの家族は本人の安否を心配している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/17/262907.html)
 
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