甘粛省:年配女性の法輪功修煉者 留置場で薬物飲まされる
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  【明慧日本2012年9月20日】甘粛省寧県に在住の法輪功修煉者・範俊草さん(69歳女性)は今年7月末、北京に行き、町で「法輪大法は素晴らしい」と書いた横断幕を広げた。そのため、北京の警官に連行され、地元に送還されて、地元の留置場に拘禁された。

 留置場で範さんは拘禁されることに対して断食して抗議を行った。そのため、範さんは警官に殴打され、3日ごとに1回、不明な薬物を混ぜられて灌食を行われた。その後、範さんは胃腸が焼きつけられたような痛みを感じたという。

 30日後、範さんは帰宅したが、留置場で飲ませられた薬物のせいで、健康だった範さんは胃腸が問題を起こし、食事が喉を通らなくなり、全身に力がなく、毎日、横になるしかできなくなった。

酷刑演示:灌食

拷問の実演:灌食

 しかし、警官は先月29日、とても弱っている範さんを楡中県女子労働教養所に送り込もうとしたが、教養所側が範さんの姿を見て、入所を断った。

 範さんは寧県新寧鎮に在住、法輪功を学んでいるとして、1999年7.20以後、3度にわたって労働教養処分を下され、労働教養所に収容され、さまざまな迫害を受けた。

 2000~2005年、範さんは2回にわたって労働教養処分を科され、4年間あまり労働教養所に拘禁された。1回目、範さんは省の第2労働教養所に拘禁され、半年ほど立たされ続ける迫害を受けた。範さんは2度目に省女子労働教養所に収容された際、20日間連続で立たされたため、両足が腫れ上がり、ただれて、血が止まらず、歩けなくなった。また、教養所で範さんは両手をV字にして吊るされ、手錠で鉄の棚に5日間繋がれた。範さんは非常に苦しめられた。

 しかし、刑期満了となった範さんは、教養所で法輪功の功法を練習したという理由で、6カ月延長された。

酷刑演示:吊铐

拷問の実演:鉄の棚に手錠で繋がれる

 2008年4月、範さんは公安局へ行き、不当に拘禁されている法輪功修煉者の釈放を求めたが、警官に身柄を拘束され、留置場に拘禁された。その後、範さんは3度目の労働教養処分を下された。

 2009年9月23日、範さんは慶陽地区の公安局に行き、法輪功修煉者への迫害に加担している警官らに、法輪功が着せられている罪の真相を伝えたが、警官に身柄を拘束され、寧県留置場に拘禁された。

 2011年10月13日、寧県の警官4人は不法に範さんの自宅に侵入し、何の令状も提示しないまま、範さんに拇印を押すよう強要したが、範さんは懸命に抵抗した。すると、警官は範さんを家から引っ張り出し、道路のそばの小学校まで引きずった。そして、警官は範さんを公安局に連行し、拷問した。警官は拷問を受け、手の感覚がなくなった範さんの手を持って、拇印させたという。

强行按手印

強制的に拇印を押される

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/18/262945.html)
 
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