明慧法会|知識人に真相を伝えた体験(一)
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文/四川省の大法弟子

 【明慧日本2012年9月21日】尊敬なる師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。

 この法会に参加させていただき、偉大で慈悲なる師父と同修の皆さんに報告するのは、私が数年来、知識人に真相を伝えた体験です。

 私の仕事は知識人の中にあり、生活も知識人の中にあります。真相を伝える相手の中には知識人の割合が大きかったのです。

 最初、知識人は人情に通じて道理をよくわきまえていて、また多くの人は私と熟知した関係にあり、さらに一部の人は私との縁が深いので、真相を伝えるには何も大きな問題がないと思っていました。しかし、思ったように簡単ではなく、話してすぐ真相を受け入れ、三退をする人が少なかったのです。私は何度も失敗し、たとえ縁が深い人でもメンツはなく、何でも言う人もいました。ときに、私は気落ちしました。しかし、これは私の修煉環境、真相を伝える環境なので、避けてはならないと思いました。私は、真剣に学法し、明慧ネットの文章を読み続け、同修と「比して学び、比して修め」ました。私は、自分が功を焦り、物事をやるためにやっているのであって、完全に衆生を救い済度する角度からやっているのではなかったと気づきました。そこで、私は教訓を受け、具体的に行う過程で、知識人に真相を伝える経験を摸索しました。

 人のためを思う心

 真相を伝え始めるとき、私は2人の知人を思い出しました。私と彼らの関係は密接で、彼らは私に母親のように接し、彼らの間も兄弟のように仲良しでした。私は自信満々に彼らを誘って家に来てもらい、法輪大法のすばらしさ、天安門焼身自殺事件の真相を話し、三退を勧めました。しかし、2人は事前に相談したことがないのですが、口をそろえて三退を拒否しました。そのとき、「師弟の情」が完全になくなり、彼らを送った後、私はしばらく悲しみに暮れていました。心を静めた後に見えたのは、自分が常人の関係を利用して、真相を伝えるこの厳粛な問題に対処し、長年の「師弟の情」、「母子の情」によって、彼らは必ず三退をすると思っていました。真相を伝える基点が正しくなかったため、私は行き詰まりました。

 その後、私は師父の法を何度も思い出しました。「わたしがいつも言っているように、ある人が他人のためだけを思って、しかも、自己の目的と認識を少しも抱かなければ、語る話は相手に涙を流させるのです」(『精進要旨・はっきりと目覚めよ』)。私は誠心誠意に対処すべきだと気づきました。しばらくして、私は再び彼らを誘って家に来てもらい、自分がなぜ大法を修煉しているのか、36名の西洋人の法輪功修煉者が天安門広場に行って真相を伝えたこと、私の師父は・・・・・・と話を続け、また私はなぜ彼らに真相を話しているのかを説明したとき、私は涙が流れ、自分の真心を捧げたと感じました。彼らは熱心に聞き、最後に三退に同意し、そして奥さんにも三退してもらうと言いました。その後、2人の奥さんも本当に三退しました。今回、私の心は彼らを感動させ、彼らは、彼らを救い済度する私の真心が見えたのです。

 その後、私は常人の人間関係を利用せず、いくら仲良くても、私が救い済度する相手だと思いました。基点が変わると、効果も変わり、ときには相手は「あなたの言うことを聞きます」、「あなたの言うことは必ず正しい」と言いました。

 会社のある同僚はあまり評判が良くなく、私が定年になった後に入った人です。私は彼がどんな人であるかに関係なく、救い済度すべきだと思いました。ある日の会議で、私はこの同僚の近くに行き、私たちは言葉を交わしました。話の中で、私は「法輪功をどう思うでしょうか?」と聞きました。彼は「法輪功の人はみな良い人です」と答えました。私は「そうです。法輪功は真・善・忍を重んじます。『真・善・忍は良い人か悪い人かを量る唯一の基準です』(『転法輪』)」と伝えました。彼はうなずき、私は彼に、善良な心を持つ人だと褒めました。私たちはいろいろと話した後、その同僚夫妻を誘い、一緒に食事をして、彼らに真相を伝えました。彼らは真相を受け入れ、喜んで三退しました。

 その後の付き合いの中で、私はこの同僚のことをもっと知り、皆に噂されたような人ではないと分かりました。その後、私たちは友達になりました。私は音楽を創作しているこの同僚に神韻公演DVDを渡し、でたらめな音楽を創作しないようにと話しました。彼は「私はしません。いくら高い報酬があってもしません」と言いました。この件から、師父のおっしゃった次の法を新たに認識しました。「職場で、あるいは社会で評判が悪くても本当に悪い人とは限らず、逆に評判が良くても、必ずしも本当に良い人とは限りません」(『転法輪』)

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/15/248939.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/30/129772.html)
 
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