河北省:拘禁中に暴行された女性 不当裁判に直面
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年9月21日】河北省の唐山市豊潤区に在住の法輪功修煉者・谷友文さんは、法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に不当に連行され、4回拘禁された。

 谷さんは、収容施設に拘禁されている間、顔に傷跡が残るほど木の棒で殴られたり、会社から不当解雇されたりした。これは、「睦まじい社会を作ろう」と提唱し続ける中共当局の弾圧政策の下で行われた悪質な迫害である。

 現在、谷さんは豊潤区裁判所で裁判を企てられている。その間、中共当局は谷さんに不当判決を下す工作を行った。谷さんの姉はそのたびに、妹に違法行為は一切ないことを証言し、妹への起訴を非難した。

 谷さんは法輪功を修煉するまでは長年、頭痛や脊髄の痛みで苦しんでいたが、修煉後、心身共に回復した。それ以来、法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、善良で勤勉、誠実、温厚な人柄で周囲の誰もが認める良い人だとなった。また、思いやりをもって他人の事を優先に考える、夫を尊重する、老人を介護し、子供の面倒をよく見るなど円満な家庭生活を築き、近隣の誰とでも仲睦まじく暮らしていた。    

 2003年、谷さんは法輪功迫害の停止を陳情するため上京した。地元に戻ると、会社から無断解雇された。それ以降、長期間の失業によるストレスの中で、谷さんはアルバイトをしながら得た少ない収入で何とか生活を維持していた。そのうえ、子供を扶養しなければならず、心身共に疲れ果てていた。

 かつて、中共当局が谷さんを連行しようとしたことがあった。そのたびに、職場の上司は谷さんに違法行為は一切なく、仕事に責任感がある谷さんの人柄を信じて採用し続けた。2008年、警官は谷さんに嫌がらせをはたらき、谷さんのパソコンを会社から脅し取った。その後、谷さんは会社に迷惑をかけたと思い、貧しい生活を強いられていながらも、パソコンの賠償金を会社に渡そうとした。しかし、職場の上司は谷さんの行為を称賛し、賠償金を受け取らなかった。

 今年2月25日、谷さんは病院へ知人の見舞いに行ったとき、不当に連行された。谷さんの高齢の母親は、娘が連行されても解決策がなく、涙に暮れるしかない状況で、会うことのできない娘の名前をつぶやき続けているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/18/262936.html)
 
関連文章