河北省:「700拇印事件」で法輪功修煉者が連行され 家族は行方不明 
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 【明慧日本2012年9月23日】河北省石家庄(せっかそう)市の正定県東安豊村の村民700人以上が署名し、法輪功修煉者が救出された8月7日の晩、同省の各政府公安関連部門は法輪功修煉者・高素貞さんを連行し、夫の張天琪さんも同伴させた。警官は、高さんの家の各箇所で写真を撮り、コンピュータ・神韻公演DVDなどの個人物品を車に満杯に詰めて運び出した。

 その夜、高さんはひどく迫害され、260病院で一晩にわたって緊急措置を受けるほどだった。その後、高さんの身柄は「700拇印事件」の特別調査グループに引き渡され、拷問で自白を強いられ、現在、石家庄市第2留置場に拘禁されている。

 8月8日、派出所から家に戻った張天琪さんは、重い心境で雑然とした部屋を片付けた。村人の話によると、それから間もなく、張さんは警官に連行され、行方不明になっているという。 

 高さんと夫の張天琪さんは肖家営村の農民で、2人とも50歳過ぎ。人柄は優しく、よく働く善良な人達である。 

 今年6月、米国のある州知事が河北省を訪れた際、中共(中国共産党)は「保安を維持する」ことを口実に、法輪功修煉者・李蘭奎さんを連行した。現地の700人以上の村民が署名をして、李蘭奎さんの釈放を求め、同時に手紙を書き、州知事に関心を持つよう呼びかけた。報道によると、中共と河北省政府は人を派遣して、署名した人達に嫌がらせし、4回にわたって李さんの家族と法輪功修煉者を連行し、手紙を書いた人を捕まえようとした。 

 今回の大規模連行は8月1日から、石家荘・正定県・藁城県の公安部門が15人の法輪功修煉者と家族を連行し、特別調査グループに引き渡した。連行する過程で、楊銀橋さんはビルから転落し、その場で死亡した。賈志江さんは行方不明になり、妻の李栄梅さんは石家荘洗脳班に連行され、家には小学校を卒業したばかりの子供だけが残されている。

 連行された15人のうち、ほとんどが黒いカバーを頭に被され、家財を没収され、不明な場所に拘禁された。留置された場所は石家庄市第1留置場の可能性が高い。全員が鉄の椅子に手錠をかけられ、長時間にわたって睡眠を許されず、暴行、高圧の電気ショックを加えるなどの拷問を受けた。8月29日、3人が労働教養所に送られた。 

 このような卑劣な迫害を前に、正義感のある中国本土の民衆は恐れず、引き続き3回目となる署名運動に903人の河北省の民衆が署名し、再度、罪のない法輪功修煉者を迫害することを停止するよう求め、民間の声と国際世論を正視することを呼びかけている。  

  

903人の民衆の署名

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/14/262782.html)
 
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