湖北省:「無実の父を救出して」訴える家族が苦境に
【明慧日本2012年9月25日】湖北省麻城(まじょう)市に在住の法輪功修煉者・熊友義さん(49歳男性)は今年6月20日、麻城市の国保(国家安全保衛)大隊に不当連行され、7月初めに同省板橋洗脳班に拘禁された。熊さんは同施設で悪質な洗脳を40日間受け、9月6日に麻城市第一刑務所に移送された。
施設に拘禁されている間、熊さんは監視員に殴られたり、睡眠を剥奪されたり、食事を与えられなかったうえに面会さえも禁じられ、命の危険に晒されるまでさんざん人権を蹂躙された。
そして、中共(中国共産党)当局は、家族の面会要求に対して、熊さんが転向を拒否したという理由で拒否し、「判決を宣告するまでは面会を禁じる」と言った。
かつて熊さんは、法輪功を学んでいるという理由で警官に連行された。その影響で、中共当局からの圧力に耐えられなかった妻に、一方的に離婚された。それ以来、一人で子供を扶養していた。
熊さんの息子は一家の生計の柱で、3歳の子供を扶養しているが、父を救出するために仕事を辞めて各司法部門を往復したものの、告訴する道もなく、公安局の警官に騙されるなどして、何度も振り回された。こうして、仕事も収入もない生活を強いられ、家族は苦境に陥っている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)