【明慧日本2012年10月1日】今年8月下旬から、中共(中国共産党)政法委と610弁公室は、各地に命令を伝達し、法輪功修煉者に対して尾行・待ち伏せ・電話の盗聴・自宅周辺での監視・家財の差し押さえなどを行った。数人の法輪功修煉者が不当に連行され、やむなく自宅を離れ、路頭に迷っている修煉者も数人いる。以下は8人の法輪功修煉者の情況である。
張桂芳さん:尾行され不当連行
8月27日、銀川市の法輪功修煉者・張桂芳さんは尾行されて、鳳凰北街派出所に連行された。当日、張さんは病院に引き渡され、検査で体調不良と診断され、翌日帰宅した。張さんは過去、何回も家財を差し押さえられ拘禁されたことがある。
鄭永新さん・楊潔さん夫妻、張桂秀さん:連行され拘禁
8月28日、銀川市の国保(国家安全保衞)大隊と賀蘭山派出所の警官は、法輪功修煉者・鄭永新さんの家を包囲し、鄭さんと妻の楊潔さん、張桂秀さん(修煉者)を連行し、家財を没収した。警官は鄭さんが借りていた車のドアをこじ開けて捜査した。張桂秀さんは当日家に帰ったが、鄭さん夫婦は銀川市留置場に拘禁された。
楊潔さんは留置場で断食を行って迫害に抗議し、7日目(9月3日)に突然吐血した。留置場は責任を負うことを恐れて、「保証人を立てて尋問を待つ」手続きをして、家族を迎えに来させた。
鄭さんは銀川市の電力会社に勤務していたが、かつて収容所で8年間迫害された上、解雇された。2007年11月11日、鄭さんは刑期を満了したものの、寧夏610弁公室により、そのまま洗脳班へ連行された。2008年の新年、鄭さんは帰宅したが、6月には北京オリンピックを口実に、再び連行され10数日間拘禁された。
張桂秀さんは以前、不当に懲役4年を下され、寧夏女子刑務所に監禁されたことがある。
陳華さん:自宅で連行される
8月28日、自宅にいた法輪功修煉者・陳華さんは、銀川市610弁公室の警官に連行され、家財を差し押さえられ、コンピュータなどを没収された。陳さんは銀川市留置場で15日間拘留された。陳さんは2011年2月にも、銀川市留置場に拘禁されたことがある。
馬雄徳さん・鄭鳳英さん夫妻:通報され不当連行
9月1日、3年近く放浪生活を余儀なくされていた法輪功修煉者・鄭鳳英さんは、帰宅した際、近所の人に通報され、夫の馬雄徳さんと共に連行された。
1999年7.20、中共が公然と法輪功を迫害した後、鄭鳳英さん夫妻は何回も不当に拘禁され、労働教養を科され、懲役を下された。13年来、鄭鳳英さんの息子は両親が拘禁されているため、親戚や両親の同僚から世話を受けた。鄭鳳英さん夫婦が労働教養を科されていた期間中、鄭鳳英さんの母は精神的な重圧に耐えられず、悲しみと憤りの中で亡くなった。
現在、2人は依然として呉忠市留置場に拘禁されている。
李天元さん:尾行され不当連行
9月5日、銀川市公安局の警官数人は、街の大通りで法輪功修煉者・李天元さんを連行し、銀川市留置所に拘禁した上、家財を没収した。
李さんは拘禁された後、断食で迫害に抗議した。6日目に深刻な症状が“現れたため、病院に運ばれて検査を受け、体調不良と診断され、帰宅した。
李さんは1996年に法輪功の修煉を始めた。2000年に労働教養2年を強いられ、寧夏第1労働教養所で残酷な迫害を受けたことがある。
また、他にも多くの法輪功修煉者が嫌がらせを受け、家財を没収され、尾行や監視等を受けている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)