重慶市:退職教員が洗脳班で拷問される
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 【明慧日本2012年10月2日】重慶市璧山県の青杠鎮実験小学校の退職教員で、もうすぐ70歳になる法輪功修煉者・王金修さんは先月25日夜、地元の交番と綜治弁公室関係者に強制連行され、同市渝北区の洗脳班で再び迫害を受ける日々が始まった。

 王さんは数回にわたって強制連行され、労働教養と労働改造を計6年あまりも不当に強いられた。3年前に王さんは家を失い、身を寄せる場所がなくなり窮地に陥るまで迫害された。2011年6月、王さんが2度目に強制連行された時、王さんの夫が保釈金として警察に1万元をゆすり取られた後、王さんの帰宅が許された。また、1999年から現在に至ってもなお、王さんの退職金が校長によって無断で停止され、13年間も退職金を受け取っていない。

 退職前の王さんは、保護者に公認された優秀教員だった。責任を持って職務に真面目に取り込んできた王さんは、周囲から大変良い評判を受けていた。人民代表大会の県代表に選ばれ、県の優秀教師という高い名誉を獲得した。教員を務めている間はよく放課後の時間を利用して、勉強が遅れている生徒に無償で補習を行っていた。慎重かつ誠実な王さんは、日頃の疲労が溜まり、教壇で倒れることがしばしばあった。病弱の体で体力もなく、とうとう授業ができなくなり、学校側から病気退職の辞令を発せられた。

 王さんは病気治療のために四方八方を歩き回ったが、良い治療法が見つからずじまいだった。しかし、幸運なことに法輪功に出会い、晩年になってやっと健康な体を取り戻すことができた。地元の教育事業に青春と健康を捧げた70歳に近い高齢者が、健康な体で晩年を過ごしたいという、ごく普通の願いを実現させる代償として数多くの迫害を受け、「転向」を拒んだとして、心身ともに深刻な迫害を受け続けてきた。2006年に釈放されて帰宅した後、迫害されて別人のように変わり果てた王さんの姿を見て、家族や友人は悲しみの涙に暮れた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/29/263417.html)
 
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