湖北省:法輪功修煉者の家族 地元住民に傍聴を呼びかける 
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年10月6日】湖北省黄岡市の黄州区裁判所は、先月25日午前に法輪功修煉者・林則菁さんの裁判を開廷することを決定した。林さんはすでに1年あまり拘禁されている。検察院は2度この案件を却下したが、610弁公室は引き続き資料を作るよう指示し、判決を企んでいる。林さんの家族は北京の人権弁護士に依頼し、地元の住民に傍聴の参加を呼びかけた。以下は、その呼びかけ文である。

 地元住民の皆様、こんにちは!

 2012年9月25日午前、湖北省黄岡市の黄州区裁判所は、法輪功修煉者・林則菁さんに対して裁判を行います。その場で北京の正義なる弁護士が無罪を弁護して下さいます。誰が正しくて誰が悪であるか、中国の国民が一体となって司法の公正を享受することができるかどうか、実際に傍聴すればお分かりになると思います。善良を加護し、正義を広めるため、永久の歴史の証人として、皆様のご参加を心からお待ちしております。 

 林則菁さんの状況について簡単な紹介 

 林さんは1999年、法輪功を学ぶ自由を求めて陳情したことが理由で、黄岡市の610弁公室・黄州公安支局に連行され、英山第1留置場に40日間監禁された。監禁されていた時、林さんは家族にも知らされず、秘密の場所でずっと劉志紅さんと共に足かせと手錠でつながれていた。ナプキンを使用させてもらえなかったため、1人が生理の時は、長期にわたり便所の中でしゃがまなければならず、もう1人は繋がれたままついて行かなければならなかった 。2000年6月、林さんは陳情したとして労働教養1年を強いられ、法輪功の修煉を放棄しなかったため4カ月延長された。林さんは法輪功を罵らないため、両手を上下から背中に回して手錠をはめられ、同時にスタンガンで口に電気ショックを加えられた。真夏になると、林さんはノルマの作業を完成させる以外に、長時間にわたって直射日光の下でランニングをさせられ、夜は深夜まで立つ姿勢を強制された。  

酷刑演示:背铐

両手を上下から背中に回して手錠をはめられ

 2004年7月、黄岡市で新たに洗脳班が設立され、もっぱら黄岡市の法輪功修煉者を迫害し、黄州区だけで20数人の法輪功修煉者が強制連行された。林さんは留守だったので、警官は無駄足を踏んだが、それ以来、林さんは路上生活をしなければならなくなった。2004年9月、警官は小学校の校長を通して林さんの子供を呼び出し、林さんの所に行くようにと子供を騙し、警官は陰で尾行した。警官は、夜中に林さんの居場所へ家財を没収するために行ったが、林さんの親戚が阻止しようとしたため、警官は親戚の上司を呼んで強制的にドアを開けさせた。 

 2011年8月16日、黄岡市の610弁公室・黄州公安支局・黄岡市国安と各派出所が同時に出動して、10数人の法輪功修煉者を連行し、家財を没収した。林さんの自宅のコンピュータと4万数元の現金も没収した。林さんは武漢洗脳班に送られ、3カ月間迫害を受けた。目撃者の話によると、林さんは洗脳班で迫害され大小便失禁になり、前歯はすべて抜け落ち、悲惨で見ていられない状況だった。その期間、家族との面会を許されず、家族が持って来た服も渡してもらえなかった。2011年11月末、林さんはまだ8月に連行されていた時の服を着ていた。 

 2011年8月、林さんの家族は610弁公室に対して林さんの釈放を要求した。しかし翌日、黄州公安支局の警官は家族の家財を没収した。警官は林さんの勤め先に行き、お金を要求したが、拒否されたため、林さんの夫の勤務先にまで行ってお金を要求し、同時に圧力を加え、警察に従うよう林さんの夫に命令した。 

 林さんはすでに1年あまり拘禁されており、610弁公室は依然として林さんに対して判決を下そうとしている。このような残忍悲道な迫害は、「真善忍」を教えとして良い人間を目指す法輪功修煉者に対するものである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/24/263189.html)
 
関連文章