河北省:無実の70代夫婦 5回目の不当連行
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明慧日本2012年10月4日】河北省邯鄲(かんたん)市成安県に在住の法輪功修煉者・曹桂堂さん(70代)夫婦は、法輪功の修煉を通じて心身共に元気になり、平穏で幸せな晩年を過ごせるはずだった。しかし、1999年7.20以降、曹さん夫婦は法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に家宅捜索・罰金・脅迫・不当連行・拘禁などを受け、今年7月、曹さんは5回目の不当連行に遭った。

 曹さんは成安県化学製品工場の元職員。曹さんはかつて、乾癬(かんせんという皮膚病)、高血圧症を患い、10数年間も治療を受けたが、効果はなかった。曹さんの妻(78)もいろいろな病気を患い、気を失うこともしばしばで、15年間寝たきりだった。

 しかし、1998年に曹さん夫婦は法輪功を学び始めてから、心身共に浄化され、病気は快方に向かい、自立生活はもちろんのこと、農業までできるようになった。近隣の人々は曹さん夫婦の変化を見て、次々と法輪功の修煉の道を歩み始めた。

 曹さんは、中共当局によって引き起こされた政治運動を多く経験し、中共の横暴さを十分知ってはいるものの、法輪功に対して無実の罪を着せたことを政府に陳情すべきだと思い、1999年11月、北京へ行った。しかし、曹さんは駆けつけて来た地元の成安県公安局の警官に連行され、持っていた380元を没収されて地元に連れ戻された。曹さんは、地元の公安局で警官にビンタをはられたり、蹴られたり、口に含んだ水を顔に吹きかけられたりして、侮辱された。

 その後、地元の多くの法輪功修煉者は陳情するため北京へ行った。警官は、これらが曹さんの仕業だと疑い、曹さんに労働教養2年を宣告した。邯鄲労働教養所に収容された曹さんは洗脳・監視・重労働・虐待を受け、心身共に苦しめられ、重い病状が現れた。そのため、教養所側は「重病のための服役中の一時出所」を許可し、曹さんを釈放した。しかし、成安県公安局側は曹さんが帰宅しても妨害し、曹さんの息子から1000元をゆすり取った。

 ある日の夜10頃、曹さんは仕事に出かけ、家には妻1人がいた。すると突然、数人の警官が曹さんの家に不法侵入し、家宅捜索を行い、法輪功の功法テープ、テープレコーダー、法輪功の関連書籍などを没収し、曹さんの妻を連行した。公安局の警官は曹さんの妻に法輪功の書籍の提供者を訪ねたが、妻は何も答えなかった。その後、警官は曹さんの家族から1200元をゆすり取って、午前4時ごろ妻を釈放した。

 その直後、警官は2回曹さんの家へ行き、曹さんを連行しようとしたが、曹さんが不在だったため、未遂に終わった。

 約1カ月後、警官らは真夜中に曹さんの家の壁をよじ登って家に侵入し、曹さんを不当に連行した。曹さんは成安県刑務所に2カ月間拘禁され、警官に3000元をゆすり取られた後、釈放された。

 2002年8月31日、曹さんは成安県北郷で開催された法輪功の修煉体験交流会に参加した。その時、公安局の警官全員が一斉に出動し、法輪功修煉者68人を不当に連行した。曹さんは警官に暴行され、成安刑務所に2カ月間拘禁され、2500元をゆすり取られた後、釈放された。

 北京五輪前の2008年7月30日朝6時半、国保(国家安全保衛)大隊と新城区派出所の警官数人が突然、曹さんの家に不法侵入して家宅捜索を行い、法輪功の書籍3冊、テープレコーダー2台を没収した。そして、曹さんは連行され、成安県刑務所に14日間拘留され、5000元をゆすり取られた後、釈放された。

 今年7月16日午前10時ごろ、曹さん夫婦は北魚村の村人に「神韻公演」のDVDを配っていたとき、突然パトカー2台から警官5~6人が降りてきて、曹さんの腕を掴んでパトカーに押し込んだ。警官の行為を見ていた村人は「年配の人に何をするのか! もし、何かあったら、あなたたちが責任を負うのか」と警官に非難の声を上げた。

 その後、曹さんは至成安月城鎮派出所に連行された。警官は曹さんの息子から2000元をゆすり取り、曹さんを釈放した。曹さんは、今回の不当連行が5回目だという。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/26/263252.html)
 
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