明慧法会|師父の教えのとおりに実行する
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文/河南省の大法弟子

 【明慧日本2012年10月7日】私は1996年に大法の修煉を始めました。修煉前の若い時に、我が家系で代々遺伝されてきた喘息を発病し、胃炎とB型肝炎にも罹りました。6、7年治療しても治らなかった病が、大法を修煉して1カ月も経たないうちに全部なくなって、体はとても軽やかになりました。私は心の底から大法を信じて、迫害が始まった後、たとえ全世界の人が大法の修煉を放棄しても、私は絶対放棄しないと決心をしました。

 一、大量に学法して、着実に心を修める

 毎日、最低限の生活と仕事をするほか、私はすべての時間を学法、煉功真相を伝えることに使っています。私は脳に余計なことを考える機会を与えず、少しでも時間があれば学法します。『転法輪』を手に取ることができない場合でも、頭の中で法を暗唱します。毎日『転法輪』を1~3講読み、経文も読み、発正念を7回します。10数年来、一度も怠けたことがありません。普段、あまり良くない念が頭に出ると、その瞬間にすぐそれを消滅します。家では家事以外のことで妻と言い争いをせず、外では仕事と真相を伝えること以外は常人と口論も世間話もしません。同修といる時にも大法のことを除いて、世間話もしません。気が緩んでよくできない時もありますが、事後、すぐ自分を探して、執着を掘り出して改善を図ります。師父は私たちにこのように教えておられますので、私はこのように実行しています。

 生活の中の出来事は木の葉のように密度が高くて、毎日大かれ小なかれ、いろいろな事が起きています。問題がない事はできるだけ妻の意見に従いますが、彼女がしたくない事を私に指図しても、私は文句を言わずにします。人に弁解したり、大きな顔をして人に世話を焼かせる人は、良い人とはいえません。

 私には損をすることを恐れる執着心があります。私の仕事は生産ラインのベルトコンベアから落ちた原料を掃除することで、時には作業量がとても多く、汚くて疲れます。仕事は4交代で、前の班は仕事が終わってからよく清掃をしないまま、私の班に残すので、私は二つの班の作業量を合わせてやらなければなりません。しかし私は大法を修煉しているので、多く仕事をやれば、周囲は法輪功修煉者が良いと思うので、これも大法を実証する役割を果たすことになると、最初私は思いました。

 しかしこの事が現れたのはこういう役割のためではないようです。私のいる工場では、ほとんどの人が大法の真相が分かり、大法と大法弟子に良い印象を持っています。日が経つにつれ、私の「損をすることを恐れる執着心」がわき上がって、毎回仕事の引き継ぎをする時に、先ず前の班が掃除をしたかどうかを確認しました。掃除をしていなければ不愉快になりました。上司も「○○さん、あなたのやり方は前の班を甘やかして、悪い癖を付けているのと同じだよ」と言いました。

 しばらくして私は別のラインに異動したのですが、なぜかこのラインでも、前の班は掃除をしませんでした。私はとても腹がたって、前の班のAさんに「今後きちんと掃除をしてください。さもなければ、上司に見つかればあなたは罰金を受けることになります」とメモを書いて渡しました。メモを他の2直の同僚も見ていました。Aさんは以前私のことをとても感心して、法輪功の人は良いとよく言ってくれ、私が「三退」を勧めた時に私を助けたりもしました。メモを見た後、自分が掃除をしていないことを私に上司に報告されたかと思って、顔色が変わりました。しかし依然として彼女は掃除をしませんでした。落ちた原料がとても多い日に、私はかっときて、同僚に「見てよ、彼女はまた掃除をしていない。毎日このようだったら、本当に上司に報告するよ」と愚痴をこぼしました。

 同僚は「○○さん、あなたは真・善・忍を修煉するとよく言えますね。まず、あなたは『忍』ができていません。上司に報告したら彼女はきっと罰金を受けるよ。彼女に損を蒙らせたら、あなたの『善』はどこにあるのですか? 今まで、彼女はあなたに対してとても良い感情を持っているのに、前回あなたが残したメモを見て彼女はとても怒ったよ。今日、あなたはまた上司に報告しようとしている、本当にひどい」と言いました。それを聞いて私はすぐさま「すみません、私は間違っていました」と言いました。それで、胸を塞いでいたものが突然除かれた気がして、とても心地良くなりました。それから私は何も文句を言わずに楽しく仕事をして、以前数時間もかかる仕事を、その日1時間も経たずに完成しました。

 それから、Aさんは毎日しっかり掃除をするようになりました。この事について、以前私も内に向けて探したのですが、Aさんに文句を言いながら探していました。心の底にある執着を突き止めていなければ、それは真の修煉になりません。師父は私にその執着を気づかせるために、1年余りで私を2回も異動させて、また同僚の口を通して私に悟らせてくださいました。師父のご配慮に感謝します!

 二、真相を伝える

 迫害が始まって以来、悪天候の日を除いて、私は毎日外に出て真相を伝えました。2004年に『九評』が発表される前、私は主に大法の真相を伝え、周囲の知人に一人も漏らさず真相を教えました。仕事の合間には会社の建設現場の出稼ぎ労働者たちに真相を伝えます。私の健康な体、実年齢よりはるかに若い容貌、穏やかな口調から、彼らは心地よく真相を受け入れてくれます。こうして1週間に私は大体10~20人に真相を伝えています。

 2004年に『九評』が発表された後、大法の真相を伝えると同時に脱党を勧めなければなりません。最初のころ、私はどこから話題を探して話せばよいか分かりませんでした。しかし師父は我々にやるように言われていますので、難しくてもやらなければなりません。私は4、5回『九評』を読んで理解して、頭の中で内容を整理して、先に家の身内に伝えました。

 ある日、私が家で『米国西部国際法会での説法』を読む時に弟が来て、私と一緒にちょうど下記の段落を読みました。

 「つまり、現在の中国大陸の全ての人はみな邪党文化で思考しています。もちろん、法を正す中で、悪党が法輪功を迫害しなければ、たいしたことはありません。なぜならば、はっきりと認識できない多くの文化と理念は法が正される中で、おのずと正に帰するのです。この面において修煉者が何かをする必要もなく、その党の邪霊も正されることによって救われます。しかし、いったん悪党が法輪功を迫害すると、それは大法弟子が法を実証することと大法が法を正す中で最も邪悪な霊になります。それならば、大法弟子はこれをはっきりと認識しなければならず、この悪党に代表されている世の人々も、この悪魔についていくのか、それとも明るい未来と不滅を選ぶのかの態度を表明しなければなりません。このことについて必ずはっきりと認識しなければなりません。神は他でもなく、人類からこの邪霊を一掃するのです。しかも、この数年来この邪霊は確かに極めて邪悪に大法弟子を迫害し、法を正すことを妨害しています。 それでは、なぜ世の人々は態度を表明しなければならないのでしょうか? 人間はみな邪霊に従っていくという発言をしたからです。人々は共産党、青年団、少先隊に加入したとき、拳を上げて共産邪悪主義のために一生奮闘し、悪党のために命をささげると誓いました。悪党と邪霊はこのことを掴んで放さず、人間を死にいたるまで迫害しようとしています。当初この人が誓約し、命を悪党のために捧げると誓ったからと邪霊は言っており、このことを利用して人間を迫害しています。しかも、悪党の要素が悪党をはっきりと認識できない人の考えと体の中にもあるため、邪霊をはっきりと認識しなければなりません。はっきりと認識してから、それを根絶しなければなりません」

 弟はとても心をこめて読みました。私は「では、あなたも脱党をしましょう」と言うと、弟はすぐうなずきました。実は、このすべては師父がしてくださった、と私は分かっています。

 一人目に脱退してもらって、私は大きく励まされました。そして妹夫婦と息子、妹婿の両親にも「三退」してもらいました。母に脱党を勧めた時、脱党した後、法輪功を修煉しなければならないのかと思って、脱退を拒否したのですが、妹も私を助けて一緒に母を説得しました。会社においてもすべての同僚に「三退」を伝えましたが、彼らはもともと法輪功が迫害されている真相が分かっているので、とてもスムーズに脱退に同意しました。

 2008年8月から、私は街頭に出て、知らない人に「三退」を勧め始めました。午後5時に仕事が終わって、帰り道で真相を伝え、6時前に家に着いて発正念ができるように、毎日時間を切り詰めています。毎日同じようなリズムを繰り返して、時間を大切にしているため、とても緊張しているように見えますが、心の中はとても楽しいです。2009年に、4交代の現場に異動になり、仕事はとても疲れますが、昼間に街頭に出かけて真相を伝えることができるようになりました。しばらくして、仕事がとても楽な現場に異動になり、一日の仕事は1時間半だけで終えることができ、仕事中に学法もできます。本当に「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)のとおりです。私はしっかり修煉できるようになり、師父は良い按排をしてくださいました。

 街頭に行って真相を伝える時、毎回出る前にまず発正念をします。様々な人に対面するので、私は頭の中に少しも雑念を持たないようにしています。話題を探して話しかけ、相手の情況を把握したら、すぐ真相の本題に入ります。始終、穏やかな態度と微笑みを保ちます。時に、自分の状態があまり清浄でない時は、同じ言葉でも相手は受け入れてくれません。ですから、修煉者の状態を保つことはとても大切です。

 数年来、私が「三退」をさせた人数は約7千人で、中に農民、労働者、大学生、公務員、大学教師、軍隊の士官、警官がいます。1万以上の人に真相を伝えましたので、様々な人と対面して、どのような言葉も聞いたことがあります。このような複雑な環境の下で、私の様々な執着心は暴露されました。一番強かったのは闘争心でした。そのため相手が何を言っても、私は言い争いをせずに、最後まで彼の話を聞いて、彼がマイナスの感情を起こさないように注意します。だから、今の私はどんな場面でも人と言い争いをしない自信があります。その日の「三退」が順調に進んで、喜んでも同修と経験を交流してもかまいませんが、歓喜心と顕示心が生じないように注意しています。

 三、邪悪な迫害に抗議する

 2011年7月中旬、当地区の「610弁公室」は洗脳班を設立して、私は彼らのリストに挙げられました。その日私が出勤すると、会社の上司と警備課の警備員たちは「旅行に行こう」と嘘をついて、私を洗脳班へ連行しようとしました。私が大声で叫び、多くの同僚が囲んできたおかげで、混乱の中で私は家に逃げました。家に着いた後、すぐ「彼らは私を連行しようとしている」と弟に電話をかけました。

 受話器を置いたばかりの時、「610弁公室」の役人と会社の警備員たち、計20人以上の男性が我が家に突入して、私を担いで彼らの車の中に入れようとしました。私の体が半分車の中に入って、まだ半分の体が車の外にあった時、弟が駆けつけてきて「あなたたちは何をしているのか? これは違法行為だ!」と言って、私を車の中から引っ張ってくれました。弟が来るのが30秒遅れたら、私は彼らに車に連れ込まれて、洗脳班に入れられたに違いありません。

 家の周囲に100人近くの住民が集まって、「110番に通報しよう」とか、「警備課は人を逮捕する権利がない」とか、「○○さん、はやく家に帰って、門をしっかり閉めてください」とか言っていました。みんな政府のやり方を非難して私に同情していました。これは普段真相を伝えて築いた良い基礎があるからで、同僚や隣人たちは私の人柄を知っています。邪悪の暴行に遭う時に、強い正念を持って心が動じることなく、また、大声で助けを求めて周囲に注意を呼びかけることも必要だというのは、私の些細な経験です。邪悪は自分の暴行を民衆に知られることを最も恐れているからです。

 7月30日、警備課のリーダーがまた来て、前回洗脳班に行かなかったから、今回は必ず行かなければならない、さもなければ退職処分にすると、私を脅しました。また、派出所の警官を呼んできて、警官も「行かないと刑務所に入れてやる」と私を脅しました。私はその警官に自分の修煉前後の体の変化、法輪大法は人の道徳を向上させること、中国の法律に法輪功を制裁する根拠は一つもないので法輪功を迫害することは違法であることなどを1時間余り話しました。最後に、彼らは仕方なく「これからあなたは洗脳班に行かなくて良い」と言って帰りました。

 結語

 師父の指導とご加護がなければ、私は今日まで歩んでくることはできませんでした。師父に対する感謝は「ありがとうございます」という言葉だけでは言い表わすことができません。明慧ネットの編集をしている同修の苦労に感謝します。おかげで私達は師父の新経文を読むことができ、いろいろな情報を入手できます。交流文章を書いた世界各地の同修に感謝します。あなたたちの文章は私を大いに励ましてくれます。労苦を惜しまずに明慧ネット上の資料を印刷してくれている資料点の同修に感謝します。平凡な私はただ時間を切り詰めて、師父の教えの通りに実行して、今後の道を正しく順調に進むほかありません。

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/27/249395.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/24/130304.html)
 
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