明慧法会|師父が按排された道は最も安全な道(二)
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2012年10月7日】

 二、真に修煉すれば、師父も真に加護してくださる

 私は幼い時から臆病者で、これは修煉者にとって大きな障害でした。2008年9月のある日の午後、親戚(同修)が我が家に来て、私と家事をしながら世間話をしていました。一緒に発正念をした3時過ぎに、隣の人が我が家の扉をとても焦った様子でノックしました。ドアを開けると、隣人は「近くでご主人が7、8人の警官に囲まれて、抜け出せないようだ。あなたも早く逃げてください」と言いました。私は恐れる心がぐっと生じて、動悸がしました。親戚を帰らせ、家を簡単に片付けてから、私は外に出ました。日が暮れて私が家に帰ると、なんと主人は家にいました! これでやっとほっとしました。主人によると、私が家を出た後、警官らは我が家に来て家宅捜索をし、差し押さえられた物の中には、法会投稿のために私が書いた原稿も入っているとのことでした。原稿には我が家の資料点のことが書かれていると思うと、私の恐れる心はぐっと増して、晩ご飯を食べる気も起こらず、一晩落ち着かなくて、まるで修煉者らしくありませんでした。

 翌朝、私は同修Cさんの家に行きました。私の顔色を見てCさんはびっくりしました。事情を聞いてCさんは穏やかに「修煉で出遭った事は、良い事も悪い事もすべて良い事です。これは我々が向上する機会なのです。恐れる心が生じてもかまわず、それを掴んで取り除くのです。歪んでいた全てのものを正して、修煉の次元を高めていきましょう」と話してくれました。Cさんは私に昼食を食べさせ、食後に私と一緒に学法をして、交流をしました。私の心は少し落ち着いて、家に帰りました。

 こんなに良くできていない私も、慈悲なる師父は見捨てられませんでした。月曜日の朝、座禅をして最後の5、6分の時、師父の教えが現れ、私は直ちに正しくない状態から抜け出て、一瞬で心性が上がりました。次にその時の経緯を書き出して、同修の皆さんと励まし合いたいと思います。

 普段、天目が見えない私は、その日だけ天目が見えました。右側のこめかみのつぼの辺りにある、一枚の黒いものが徐々に巻き上げられて、一本の銀白色の光が暗闇を破って差してきて、私はとても心地良くなりました。そして、『転法輪』の中の言葉「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」が脳裏に浮かびました。黒いものは幕のようにゆっくり巻き上がり、『転法輪』の言葉が絶え間なく脳裏に浮かびました。

 「この講習会から帰ると、あなたは本物の功、高エネルギーの物質を持つようになります。家に帰って字を書けば、上手か下手かは別として、それに功が入っています」、「本当に功のある人、エネルギーを持っている人は、意識的にそれを発する必要はありません。触ったものすべてにエネルギーが残り、ぴかぴかと光るのです」。また「一つの心が動かなければ、全ての変動を制することができる!」(各地での説法五『二〇〇五年カナダ法会での説法』)が脳裏に現れました。最後に、あの黒いものは完全に開いてしまって、言葉も出なくなりました。その時、私の体は急速にとても高いところまで上昇し、ふと下を見ると、一人の警官が地面にひざまずいるようでした。自分の空間場を見てみると、とても清くて明るく、言葉で表せないほどの心地よさでした。ちょうどその時に煉功の音楽が止まり、私は涙がぽろぽろ流れました。師父、ありがとうございます! 私はもう怖くなくなりました。

 それは3年前のことですが、今思い出しても、昨日のようにはっきり覚えています。その事を通して、私は一つの法理が分かりました、つまり修煉者が人の次元の方法で自分を守ろうとすれば、永遠に守ることが出来ず、法に同化することが最も安全です。この迫害は人が人に対して行なっている迫害ではなく、旧宇宙の悪い神が邪悪な生命を操って大法と大法弟子を迫害しているからです。大法弟子は師父が按排された道を正しく歩めば、どんな魔難、どんな大きな関に出遭っても、師父のご加護のもとで乗り越えられるに違いありません。

 今日の法会を機に、偉大なる師父にお礼を言いたいのです。私を助けてくれた同修の皆さんにお礼を言いたいのです! ありがとうございました。

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/10/249496.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/25/130317.html)
 
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