ロサンゼルスの新しい修煉者:外に出て真相を伝える(二)
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 【明慧日本2012年10月7日】現地の学法グループに参加してから、私は色々な方面で進歩しました。外に出てチャイナタウンにて真相を伝えることは、私にとって大変良い方法であり、その中に自分の執着もたくさん現れました。人に作り笑いを見せられ、人に罵られた時に、私は自分の恐怖心と不安、焦燥心が見えました。当初、チャイナタウンに行こうと思うたび、すぐに色々と行かない理由が出てきました。「私は家に戻って学法、煉功するべき、私はほとんど中国語を喋れない、他の同修がこのことをするべきです。これはただ協調人がやらせたことであって、師父の按排ではないかも知れませんよ」と色々な考えが湧いてきました。

 色々な理由が強烈に表れて、私は自分の考えの正当性を疑いました。法理に従って、理性的に思考し始めました。「協調人がやらせたとしても真、善、忍の原則に符合するではありませんか。もし全部師父に言われてから行動するなら、自分の悟りと言えるのでしょうか」またこの件について、中国語を喋れない中国系アメリカ人にとって、唯一の方法は自分で勉強することです。分かったらすぐに行動すればよいのです。実は、勉強すると言っても、繰り返し使える短い言葉だけです。こうして、段々と私がチャイナタウンに行かない理由は一つ一つ無くなり、もう行かない理由はなくなりました。

 それから、以前の行かない理由はすべて人間の考え、真の私ではないと悟りました。これこそ常人の思考方式であり、これからの修煉の中で、私は必ず後天の観念を無くさねばならないと思いました。

 執着をなくすことも簡単ではありません。この過程で私は、何回も繰り返し試練を受けました。初めて人に罵られたのは、中国語の『大紀元時報』を配っていたときです。あるお婆さんが私を「裏切り者だ」と指さして、さらに呪いの言葉を言いました。最初、私は無視しようと思いましたが、彼女はずっと絡んできました。当時、私は正念が不足し、ここにいても仕方がないと思っていました。

 このことから、私は毎回チャイナタウンに行く時に恐れていました。この状態が数週間も続いて、ある日通勤の途中で、私は自分の態度を反省しました。なぜ私はこんなに失敗するのでしょうかと思いながら、他の大法弟子の交流を振り返って、彼らの成功は大体正念が強い時だと分かりました。やっと私は正念とは何かが分かりました。その日から私はチャイナタウンに行って、いかなる口実もいらないと決心しました。自分の退路を断つために、私はわざわざ現地の学法グループにメールを送って、私はチャイナタウンに行く、そして誰か一緒に行きたい人はいないかと聞きました。我々皆が真の修煉者であり、私がメールを送った時点でもう行くしかありません。誰もメールに返事をしなくても構いませんでした。

 当日の午後4時30分、私は衆生を救い済度する気持ちでチャイナタウンに行きました。旧勢力の按排か、師父の按排かは分かりませんが、いきなり試練が来ました。チャイナタウンの大法弟子の指示で、私はストクトン通りに行きました。途中である女性が法輪功を罵っていることを見ました。今回、私は心構えがあるため、これは私の使命であり、正念をもって対応しようと思いました。この人のために他の人を救うチャンスを逃してはいけません。私は衆生を済度できると自信満々に街角へ行き、正念を発しながらチラシを配りました。受け取る人は飴を貰うように喜んで、2時間ほどで200部のチラシを配りました。

 今回のことは私にとって重要なきっかけになりました。何をする時にも正念がとても大事だと分かりました。今回のことは私に、自分のマイナスの考えは撃退することができると自信を持たせてくれました。いかなる考えも心に居座ることを許さない限り、それは心に留まることはできないのです。人の話によって自分の心を動じることをも許しません。私に対するマイナスの評論を聞いてもすぐにその内容を捨てて、ちっとも残しません。このように私は後天的に養成した観念を、心に居座らせないようにすることができました。その時から、私はこの方法をチャイナタウンで真相を伝えることにも応用して、さらに友達および家族、同僚との付き合いの中にも応用しました。

 チャイナタウンで真相を伝え、他の大法プロジェクトに参加するようになってから、私は煉功を怠ってしまいました。「どうやって学法、煉功、チャイナタウンでの真相伝え、神韻の宣伝、『大紀元時報』の発行、さらに通常の仕事を同時にやるのか?」と自分自身に問いかけました。すべては難しく見えますが、当時自分が意識しなかっただけで、実はすべて師父が啓示されています。夜中のことです。私はある時期、いつも腕が勝手に動いて突然目が覚めることがありました。最初はわけがわからず、半分夢のようだったため、気にしませんでした。しかし、それから自分の手が煉功の動作をしていることに気付き、驚きました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/22/263008.html)
 
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