明慧法会|80歳の弟子の一途な願い「人々を救いたい」(一)
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文/雲南省の大法弟子

 【明慧日本2012年10月12日】偉大で慈悲なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は今年80歳です。小学校も1年か2年くらいしか行ったことがなく、あまり勉強しなかったので、字を書くことはかなり大変でした。以前法会に参加した時は、私が話したことを同修が書いてくれました。今年は第8回の法会になりましたので、今回私は必ず自分で交流文章を書いて師父に私の修煉状態を報告させていただきます。良く書けるどうかは重要でなく、これも私が向上する過程だと思いました。

 初めて修煉体験を書く

 1994年4月18日の午後、友人が家に来て話している時に気功の話になりました。彼女は、法輪功の講座が今行われているので行きましょうと言いました。「私は全身が病気に罹っているのに、どうやって行けるでしょうか」と言うと、彼女は「この気功は病気治療の効果が素晴らしいそうですよ。行ってください」と言いました。最初、私は行くつもりはありませんでしたが、彼女は「ぜひ行ってください。私がお伴します」と誘ったので、私は重慶での師父の講座に参加しました。

 当日、演壇に上がってこられた背が高く優しい顔の師父を見た私はビックリしました。師父をまじまじと見つめて、どこかで見たことがあるような気がしました。師父の講座は聞けば聞くほどもっと聞きたくなり、師父の一語一語が全部私の心に入りました。講座を聞きながら泣きだした私は、このような素晴らしい功法をしっかり学びたいと決意しました。

 数日間の講座は、聞けば聞くほど気持ちが楽になり、体の病気は全部なくなりました。6日目のとき、師父は皆に感想を書いてほしいと言われました。師父は皆の法に対する理解がお知りになりたいのだと私は思いました。私は一晩中眠れず、師父はきっと佛様だと思いました。だから人々を救うことができたのです。私はどれほど大きな福をいただいたでしょうか。感想を書かなければならないと思いましたが、どこから何を書けばいいか分かりませんでした。しかし私はどうしても書こうと心に決めました。仏様、私を助けてくださいと心の中で考えて朝起きてから、筆を持って「決意書」を書きました。

 私は筆を持って泣き出し、家族より師父に会いたいと思って嬉しくて眠れず、昨夜は涙が夜明けまで出て、師父のお導きに感謝し真善忍に従い、常人の執着心を取り除き 苦界を脱け出すときが来た、俗世を離れて師父の道を歩みたいという心を師父にわかっていただきたいと思いました。 

 確固とした決意をして、私は必ず自分の誓いを叶えなければならないと思いました。講座から帰ってきて、私は法輪功を広げるために煉功を教え始めました。しばらくしてから、師父はここで二回の講座を行われましたので、この辺には煉功を教える人が多くいると思ったので、私は千里以上離れた娘の所へ行き、そこで大法を広めました。今まで実家に帰ったことはありません。私がここに来たのは師父の按排だと思いました。私はここで自分の使命を完成させようと思いました。

 師父がおられれば、何も怖くない

 1999年「7.20」以後、邪悪は大法を弾圧し、あちこちで人を不法に捕まえては煉功を禁止し、煉功する人を見ると強制的に連行しました。私と同修たちは非常に悲しくて、ご飯も食べられず眠れなくなりました。「私たちはどうすればいいのでしょうか」と聞いた同修がいました。私は師父が1999年3月8日に発表された『真性を見る』を同修に暗唱してあげました。

  「大法を堅修して心動かず

  層次(次元)の向上は是根本

  考験を面前にして真性を見る

  功成って円満仏道神」

 私たちがしっかり覚えるべきことは、師父と大法がおられれば何も怖くないということです。

 その時、私は家にいられず外に出て行きました。人に会って話し掛ける機会があれば、私はテレビで放送されたことはすべて嘘と中傷で、大法は素晴らしいと言いました。ちょうどこの時、師父の『心自明』が発表されました。師父は私たちに一つの明らかな道を示してくださいました。経文を見た私は涙が止まらず、暖かい流れが身体の中を通り、私は暗記できるまで経文を読みました。

 中共(中国共産党)の師父と大法への中傷や大法弟子への迫害を思うと、私は真相を話さなければならないと思い、中共の思い通りにやられては駄目だと思いました。小さい頃から私は仏を信じているお爺さんとお婆さんが話してくれた佛の物語が大好きで、子供の時から修煉したいという願いがありました。考えたこともなかったのは、師父がずっと以前から私をお選びになり、私の願い通りに修煉することができ、法を正す時期の大法弟子になることができました。この宇宙でこれ以上ない栄光を持ち、すべての仏、道、神が羨ましがる生命になることができました。これはどれほど大きな福でしょうか。

 私は言葉で言い表すことができません。慈悲なる師父は私を選んでくださいました。私は師父の弟子へのご苦労を忘れることはできません。師父が中共に中傷されるとき、私は必ず出て行って大法を守り、師父の済度への恩返しをしなければならないと思いました。私は師父が望まれるものを圓容して何も恐れず、最後まで大法を守り続けて行きたいと思いました。大法は素晴らしく、大法は正しく、師父は正しいと思いました。大法弟子は正しい念を持ち正しく行わなければなりません。法をよく学ばなければならないと思いました。

 師父は「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」(『精進要旨二』「妨害を排除せよ」)と説かれました。ですから、私はもっと真面目に法を学んで、『転法輪』を書き写し、だんだん私は字も書けるようになって、一年一年と着実に大法を実証して真相を伝えることが出来るようになりました。

 一度、派出所の警官は、私が毎日やったことを全部報告しろと言いました。私は邪悪に従うことはできないと思いました。私は派出所に行き、大法の素晴らしさを伝え、たくさんの病気に罹った私が大法を修煉したため全部治ったことを彼らに言いました。「私たちは真、善、忍を修めて、殴られても殴り返さず罵られてもやり返さず、いつも相手のことを考えて、私たちは皆、規則と法律を守る人間なのに、このような良い人を労働教養所に送り、不当な判決を下すなど、全世界のどの国が良い人に対して、こんな扱いをするのか。これは今まで見たことのないことです。法輪功は佛法を修煉する功法であり今、世界の100以上の国で法輪功を修煉する人がいます。よく調べてみてください。良い人にこんな扱いをするべきではありません」と言いました。

 私は派出所の警官に「私はあなたたちに毎日こんな対処をされ、家族は私を認めてくれないから、私はもうここを離れません。私は帰る家がなくなり、ここに泊まります」と言いました。私は絶えず彼らに真相を伝えて、何も書きませんでした。私がどうしても帰らないというと、警官は「お前に書かせるのは私ではなく、上からの指示なのだ」と言いました。私は「それなら、上の人を呼んでください」と言いました。警官は「おばあさん、家に送ってあげよう」と言い、私は「家はありません」と返事しました。このため数時間かかって、警官は私を家に送りました。家族は警察に顔を向けられず文句を言いましたが、かえって警官は良いことを言いました。

 通行人が真相を伝えることを助ける

 師父は「修煉者がたとえどのような情況にあっても生死の念を放下できたならば、邪悪は必ず恐れ慄いてしまいます。すべての学習者がみな、それができるのであれば、邪悪はおのずと消滅してしまうのです。皆さんはすでに相生相克の法理を知っていますが、恐れる心がなくなれば、あなたを恐れさせる要素も存在しなくなります」(『精進要旨』「最後の執着を取り除こう」)と説かれました。私は師父の説法をよく覚えて、思想の中に少しも恐れがなく、どうすれば人を救えるかだけを考えました。

 一度私が道を歩いていた時、ある女性を見て早く追い着いて話し掛けようとしました。彼女が私を見た時、私はニコニコして挨拶をしました。彼女も返事をしてくれました。私は「どうして車に乗らないのですか」と聞くと、彼女は「歩くことはいいことですよ」と返事をしました。「私も歩くことが好きです。しかも速く歩けますよ」と私は言いました。彼女は私が元気そうに見え、肌もきれいだと言いました。「おいくつですか」と聞かれた時、私はもう75歳と答え、彼女は私より15歳年下でした。彼女は服を買いに行くつもりだと言うので、私も彼女と一緒に行きました。店の女性は私を見て「あなたは修煉をする人のようですね。心の優しい人に見えます。体も丈夫で肌もきれいですね」と言いました。私は店の人に「私たち2人はどちらが年上に見えますか」と聞くと、店の人は「もちろん彼女です」と返事しました。一緒に行った彼女は「しまった、しまった。これは大変なことだ」と言いました。

 「困らないでください。私たちが出会うことができたのは縁があります。私の健康の秘密を教えます。聞きたいですか」と私は言いました。彼女たちは一緒に「聞きたい」と返事しました。私はわざと言わない様子で「やっぱり言わない方がいい」と言いました。彼女たちは「言ってくださいよ」と言いました。私は「分かりました。昔の私はたくさんの病気に罹っていましたが、法輪功を修煉したから、全部治りました。今、私は自分が30歳か40歳のように感じています。元気いっぱいで、歩いても体が軽く疲れも感じませんよ」と話しました。そして、私は彼女たちに真相を伝え、三退をさせました。私たち2人はそれぞれ服を買いました。私は服を買いに来る数人に真相の資料を渡しました。一緒に行った彼女は「おばさん、真相の資料をくださいよ。私はまだもらっていませんよ。家族と友人が多いから、たくさんくださいね」と言いました。

 私たち2人がまた歩いていくと、そこに一列の椅子があり、8人か9人の中年女性が座っていました。彼女は「服を出してもう一度着てみませんか」と言い、私は「いいですよ」と返事しました。買った服を着た私はいくつかの踊りの動作をしました。彼女は大きな声で隣の数人の女性に「ほら、皆さんこのおばさんは何歳に見えますか。おばさんは私より15歳年上ですよ」と言いました。それらの女性は「どうしてこんなに若く見えるのですか」と聞きました。私は皆に真相を伝えて三退をさせました。何人かの人は真相資料を求めて、最後に全部配り終えました。彼女と私の組み合わせは本当に素晴らしかったのです。行ったり来たりできたのはすべて彼女のおかげで、本当に縁のある人だと思いました。それは師父が按排されたことなのでしょう。

 (続く)

 (第8回明慧ネット中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/17/249223.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/1/129791.html)
 
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