河北省:千人近い村民 法輪功修煉者の救援を求める署名
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 【明慧日本2012年10月12日】河北省石家庄(せっかそう)市正定県に在住の法輪功修煉者・李蘭奎さんは今年6月7日、610弁公室の警官に正定県刑務所まで不当連行され、石家庄市洗脳班に拘禁されて迫害された。610弁公室の傍若無人な迫害に対して、正定県東安豊村の村民らが憤り、李さんの救援を求めて署名を呼びかけた。署名数は700人を超えている。

 今年6月、米国のある州知事が習近平の招きに応じて河北省を訪れた際、中共(中国共産党)当局は「保安を維持する」という口実で、李さんを連行した。現地の700人以上の村民が署名をして、李さんの釈放を求めると同時に、手紙を書いて、州知事に関心を持つよう呼びかけた。報道によると、中共と河北省政府は人を派遣して、署名した村人に嫌がらせをし、4回にわたって李さんの家族と法輪功修煉者を連行し、手紙を書いた人を逮捕しようとした。こうして8月までに少なくとも16人が被害に遭った。家族と修煉者が連行されるとき、ほとんどが黒いカバーを頭に被せられ、家財を没収されて不明な場所に拘禁された。拘禁された場所で、全員が鉄の椅子に手錠をかけられ、長時間にわたって睡眠をはく奪され、暴行、スタンガンで電気ショックを加えられるなどの拷問を受けた。

 上記の被害者のうち、修煉者・楊銀橋さんは当時、不当連行されそうになり、5階の家から墜落して死亡した。その後、警官らはすぐに現場を封鎖して、楊さんの家族と親戚に事件を口外しないようにと脅した。

 今年8月7日夜、河北省の各政府公安関連部門は修煉者・高素貞さんを不当連行し、夫・張天琪さんも同伴させた。警官は、高さんの家の各箇所で写真を撮り、コンピュータ、神韻公演DVDなどの物品を車に満杯に詰めて運び出した。

 同日夜、高さんはひどく迫害され、260病院で一晩中、緊急措置を受けるほどだった。その後、高さんの身柄は特別調査グループ「700拇印事件」に引き渡され、拷問で自白を強いられた。現在、高さんは石家庄市第二刑務所に拘禁されている。

 高さん夫婦は1999年に法輪功の修煉を始め、心臓病、関節硬化症などの疾病が回復した。それから、法輪功の修煉に励み、心身共に恩恵を受けると同時に、法輪功の洪法に専念し、地元では周囲の誰もが認める良い人だった。

 このような卑劣な迫害を前にして、正義感のある中国本土の民衆は恐れず、3回目となる署名運動で河北省の903人の民衆が署名し、再度、罪のない法輪功修煉者を迫害することを停止するよう求め、民間の声と国際世論を正視するよう呼びかけた。 

3回目となる署名運動で、署名数が903人を超える

 最近、迫害に対する非難が数多く、迫害を制止する正義の声が、民衆の間で多く聞かれるようになっている。多くの民衆が、迫害された法輪功修煉者を支持するのは、中共の暴政に立ち上がった正義の壮挙であり、人心が目覚め、国民全体が迫害に反対している表れでもある。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/8/263786.html)
 
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