文/雲南省の大法弟子
【明慧日本2012年10月14日】
真相を聞き終わっても、まだ聞きたい
あるとき、私はバスでのドアに近い席に座っていました。あるお年寄りが重いかばんを持って、上がれないように見えたので私はすぐにかばんを持って、お年寄りを助けてバスに引き上げました。隣の人はびっくりして、優しいねと言いました。私は「とんでもないです、お年寄りは引っぱってあげないと上がれないのです。あなたたちもそれを見たら同じことをするでしょう」と言いました。上がったお年寄りは何度も私にお礼を言いました。私は「とんでもないです。これからはこんなに重いかばんを持たないでくださいね。こんなに重くては持てませんよ」と返事しました。
老人はかばんの中は全部本で、自分は雲南でよく知られている人間だと言って名前まで教えてくれました。私は「名家なのでしょうね。研究をしている方ですね」と聞きました。老人は「そうです」と返事しました。私は「○○先生、体は元気ですか」と聞くと、彼は「体はよくないですよ。たくさんの慢性病に罹っています」と返事しました。私は「私に出会ったのは、福のあることですよ。私が何故こんなに健康なのか聞きたいですか。私は今とても元気ですが、以前はたくさんの病気に罹り、薬を飲んでも効きませんでした。薬をたくさん飲んだら中毒になりますよ。私たちはお互い年寄りだから、真実を教えましょうか。私は法輪功を修煉して全ての病気が治りました。法輪功というのは仏家の功法で、徳の高い大法で人々を救い済度するものです。国や会社、それに自分に対して百の利益があり、損は一つもありません。共産党が話したのはすべて嘘で、皆を騙していますよ。天安門の焼身自殺は偽の事件です。中共は法輪功を迫害してたくさんの人を不当に捕まえました。私はあなたに一つ資料をあげましょう。それを読むと、あなたは全部分かります。真相が分かったら福を得られるのです。九つの吉祥文字『法輪大法はすばらしい、真善忍は素晴らしい』を覚えてください。心から暗唱したら、あなたの病気は治ります」というと、彼は喜んで受け取り、しかもたくさんもらって友達に送りたいと言いました。
老人は元々降りるはずだったのに、「私はまだ話を聞きたいから、あなたが降りたあと、私は戻って降ります」と言いました。彼は「あなたのような良い人は見たことがありません。あまりにも深い印象が残りました」と言いました。私は彼に「私たちの師父は私たちに良い人になり、道徳の高い人になるように教えてくださったのです。大法が広がると、人間の道徳を回復することができます。現在の社会は道徳が非常に悪いですからね」と言いました。彼は「そうですよ。本当に最低ですよ。もう片付けられなくなったのですね」と話しました。
「法輪大法は素晴らしい! あなたは生きている証拠です」
最近、私はある公園で4人の男性と4人の女性が踊っているのを見て、彼らを救いたいという一念が出てきました。私は彼らに「先生たち、こんにちは。わたしも一緒に踊ってもいいですか?」と挨拶をしました。皆は私を見て「いいですよ」と返事しました。そのとき皆は休んでいるところでした。「私は年配になったから、できるかな。皆さんが素晴らしく踊っているのを見て、本当に習いたいです」と私は言いました。ある人は「あなたは私たちと同じぐらいの年でしょう! 肌もきれいだし、活発な人に見えますよ」と言いました。私は「もう80歳ですよ」と返事すると皆びっくりして私を見ました。「私は確かに活発ですよ。ほら、私の足蹴りを見てごらんなさい」と私は言いました。私の足蹴りは頭を超えたから皆は「すごいですね。私たちはそれほど高く蹴ることができません」と言いました。そして、私は地面に座り、足を組んで手印をしました。その中の1人が「法輪功だ!」と言って、皆私の方へ集まってきて、「早く立って、法輪功の優れたところは一体どこなのか教えてください」と言いました。
私は「優れたところはいくら言ってもきりがありません」と返事しました。私は大法の素晴らしさを皆に話しました。そして、私はまた「私の言うことを信じますか」と聞くと、彼らは「あなたは生きている証拠だから、信じます。信じますよ。私たちに煉功を教えてください」と言いました。私は「もちろんです。無私の奉仕で一銭も受け取りません!」と言うと、皆は笑いました。私は皆に真相資料を渡すと、皆受け取って行きました。2日後、私がまたそこに行くと、皆は真相資料を全部読み終えたと言い、三退をすることに同意して、皆私に名前を教えてくれました。
警察に通報されても、落ち着いて真相を伝える
真相を伝えることは、いつもそんなに順調にできるものではなく、皆が縁のある人ではありませんでした。私が真相を伝えると、私を罵る人もたくさんいれば、大勢の縁のある人もいて、大通りや小さい道や、スーパーマーケット、公園、商店などで真相を伝えました。一度、私がバス停にいる時、ちょうど仕事が終わる時間で、人がたくさんいました。私が一組の夫婦に真相を伝えたあと、お婆さんは真相資料をかばんに入れると、お爺さんは急に大声で「反革命を打ち倒せ!」と叫び、携帯を出して警察に電話を掛けようとしました。私は落ち着いて彼に「私の話を聞き終わった後に電話を掛けてもいいですよ。あなたたち2人は私より年下で、知り合いでもないのです。あなたたちは病気に罹り、たくさんの薬を持っていましたね。私はあなたのために考えて、一日も早くも健康になれるように願い、あなたを騙さず、一銭ももらっていません。私のような人がどこにいますか? あなたは警察に電話を掛けたくて、私を反革命だと言いましたが、あなたは良心をまだ持っていますか。良いことと悪いことが分からなければ、電話を掛けてもいいですよ」と言いました。しかし、そのお爺さんは相変わらず電話を掛けようとしていました。私が「本当に掛けたら、携帯はすぐに壊れますよ」と言っても、お爺さんは信じませんでした。結局、お爺さんは3回電話を掛けましたが通じませんでした。彼は「おかしいな、携帯は1000元ぐらいで買ったのに」と言いました。私は「2000元で買っても同じように壊れます。私はあなたのために真相を伝え、あなたを救おうとしたのに、あなたが警察を呼んで良い人を不当に逮捕するということは天理からも禁じられています! これからはこんなことを止めてください。資料を持って帰ってよく見てください。見たら素晴らしいと分かりますから」と言いました。そのお爺さんは何も話さなくなりました。
真相を伝えることは生活の一部分になった
私が毎日外に出て真相を伝えに行くことは、もう習慣になりました。私は同修たちと一緒に学法したり、交流したりしました。同修の中には、不当に労働教養を科されたり、判決を言い渡されたりした人もいます。邪悪に隙を乗じられ病気に罹ったような状態になった人(歩けない人や病院に入った人)もいました。外に出ることができましたが、人に会うと話せなくなり、慌てる人もいました。私たちは皆一緒に法を学び、内に向けて探しました。その結果、皆に恐怖心があるとわかり、法を学んでからも行動に移していませんでした。学んで悟った後は実行しなければなりません。
何回も学法と交流をしてから、一部の同修は外へ出て真相を伝えることができるようになりました。私と一緒に行く同修もいて、私がどう話しているか見ていました。始める時は難しいですが、何回も話していれば怖くありませんでした。
私は大法を修煉して、これ以上ないくらい幸せだと思いました。4人の娘のうち3人は元々失業していましたが、今では商売を良くやっていて、家と車も持っています。娘たちは皆元気で、仕事も順調です。夫は何度か病気にかかり、入院手続きもしました。お医者さんに「今晩は帰れませんよ」と言われ、夫は「翌朝また来ますから」と返事しました。翌日の朝、入院するために病院へ行こうとするとき、夫は「私の病気は治ったような気がする。気持ちいいよ」と言いました。娘たちは「お父さんの病気はお母さんの師父が治してくださったのです」と言うと、夫は頷きました。
私たちは時間があまりないと分かっています。皆さんは一緒に精進しましょう。早く追い付いて法を正す進展に着いていきましょう。これは億万年もの機縁で、千万年も待っており、絶対に見逃してはいけません。私たちは皆師父に選ばれた大法弟子です。師父を助けて法を正し、三つのことをしっかりしてください。史前の誓約を実現し、人心を放下して、外へ出て行きましょう。
私は教育を受けたことがなく、字を読めるようになりたいと決心した後、まもなくできるようになりました。書くことを学びたい、漢詩の対句が書けるようになりたいと願って勉強をすると、すぐできるようになりました。今年のお正月には、十数の対句も書きました。ここで二つを皆さんに紹介します。
天を敬い徳を重んじ 幸運が訪れる
誠実な心で善を修め 健康で平安
幸福平安
道徳を重んじて善を行い 佛がそばにおられ
この世に天国の輝きが現れ
吉祥如意
師父、ありがとうございました! 同修の皆さん、ありがとうございました!
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/1/129791.html)