イギリス:バーミンガムで迫害停止の訴え(写真)
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 【明慧日本2012年10月15日】中共(中国共産党)が法輪功修煉者に対して絶滅的な迫害を始めてすでに13年以上が経過した。無数の法輪功修煉者が依然として中共によって不法に労動教養所、刑務所、洗脳班に拘禁され、ひいては殺害の危険に直面している。それはただ、彼らが「真善忍」の信条を放棄したくないためである。中共の暴行を人々に伝え、すぐにでもこの迫害を制止するために、2012年9月15日、イギリスの法輪功修煉者はバーミンガムの中心にある歩行者街で真相を伝えるイベントを開催した。


イギリスの法輪功修煉者はバーミンガム市中心の歩行者街で真相を伝えるイベントを開催


中共に不当に拘禁された法輪功修煉者の釈放を呼びかける署名用紙にサインする市民


アリスさんは毎回、法輪功迫害の真相を伝えるイベントを見るたびに、署名して支持を表している

 修煉者達はバーミンガム市の中心部に位置するにぎやかな歩行者街にブースを設置し、机の上に中文と英文の法輪功のパネル資料と、署名用紙が置いた。修煉者達は「法輪大法は素晴らしい」と書いた横断幕を掲げて、人々に中共はなぜ法輪功を迫害するのか、中共が法輪功に対して行った系統的なジェノサイド、生体臓器狩りと臓器売買の犯罪行為を伝えた。修煉者達は道行く人にチラシを配ったり、法輪功の5セットの緩やかな功法を実演した。

 往来の人々は足どりに止めて、功法の実演を見物していた。たくさんの人は真剣に真相の横断幕を読み、修煉者に話しかけ、また一部の人々はどのように法輪功を学び練習できるのかを修煉者に尋ねた。多くの人々は中共に対して激しく非難し、署名して反迫害を支持し、拘禁されている法輪功修煉者の釈放を呼びかけた。

 当日に行われた署名活動では、あるイギリス市民の親友(法輪功修煉者)と、イギリスのケンブリッジ芸術学校の卒業生の10年近く拘禁されている両親、父の宗海さんと母の王楣泓さんの救援を呼びかけた。呼びかけの文書の中で「父の宗海は法輪功を修煉しており、体はとても健康でした、しかし私が刑務所へ見舞いに行った時、父は全身傷だらけでした。よく警官や、警官の命令を受けた受刑者に殴られたため、父の歯はほとんど抜け落ち、足は折られ、両目もほとんど失明状態になっています。警官は父のみぞおちにスタンガンで電気ショックを与えて、呼吸がとても困難であると父は教えてくれました。父の心臓は以前、とても健康でしたが、今は深刻な問題が現れています。父は頭をよく殴られたため、時々くらくらするそうです。父の体の状況を、私は非常に心配しています。しかし、このような状況でも、警官は依然として彼に奴隷労働を強制しています……。毎日、私の両親は苦難を被って、命が危険な状態にあり、私は正義ある人々が彼らを助けて救援してくれるよう呼びかけます!」と訴えた。

 署名活動中、若い女性が横断幕を見てすぐに机の前に歩いて来た。ポーランドから来たアリスさんは「数年前に法輪功が中国で迫害されていると聞いたことがあります」、「以前、ポーランドとイギリスでも法輪功修煉者が迫害の真相を伝えるイベントを開いているのを見たことがあります」、「見る度に署名して、支持を表しています」と語った。中共が法輪功修煉者から生きたまま臓器を摘出して販売し、利益を得るという犯罪行為に話が及んだ時、アリスさんは涙を流した。彼女は、「ポーランドは以前、ソ連の影響で共産国家でした。だから共産党の本性が分かります」と語った。また「あなた達がこのようなイベントを開催するのはとても良いことです」、「あなた達は人々の意識を深めており、真相を知る人の数が多ければ多いほど、正義の力は大きくなります」、「すべての人が署名に来てほしいです!」と、彼女は語った。

 イギリスで生まれのパキスタン女性、ラズさんは署名をした後、「すべての人は基本的な人権を持つべきで、たとえば言論の自由、身の安全の自由などです。もし私が煉功をしたいならば、私は家で煉功しても、公園で錬功しても、すべて私の自由です」と語った。2人の子供の母として、彼女は「中共の法輪功に対する迫害に対して沈黙を守ることはできません」、「もしこれらの迫害が他国で発生しているという理由で、沈黙を守るか、見て見ぬふりをするならば、私達が子供に教えた道徳基準とはどういうものでしょうか? 臓器狩りという行為を制止しないなら、世界はどうなりますか? いつかそれはこの場所で発生するかもしれません!」と語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/17/262925.html)
 
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