【明慧日本2012年11月3日】遼寧省撫順市清原県清原鎮阿尓当村に在住の法輪功修煉者・劉維斌さんは、2012年9月25日朝、撫順市警察によって不法に逮捕された。F08行動と呼ばれる当日の逮捕活動は、撫順市公安局により実行され、4、50人の警官が20人近くの法輪功修煉者を拘束した。劉維斌さんが連行された後、劉さんの村の村民たちは、善良な人が迫害を受けたことを譴責し、劉さんの釈放を求めて署名活動を行った。
村民らの署名と拇印
2012年9月25日朝7時、撫順市清原県の20名近くの法輪功修煉者は強引に連行され、不法に拘禁された。警官は部屋に押し入り、名前を確認してすぐ、法輪功修煉者に手錠をはめて、部屋にあった財産や貯金通帳を探し出し、没収した。修煉者が家のドアを開けることを拒否すると、警官らは壁を乗り越えたり、扉を突き破ったり、錠を壊したりして部屋の中へ押し入った。さらに、修煉者が逃げようとすると、射殺するなどと脅迫した。修煉者の家を訪れた友人も一緒に拘留され、法輪功修煉者であると確認されると拘禁された。現在知っている限り、連行された法輪功修煉者は次の通り。劉麗英、姜艶、王法軍、賈雲竜、劉海涛、劉維斌、李文松、劉玉蘭、李恒良、胡鳳菊、張広英、盖永傑、劉英傑、董壮楠、付文全など（敬称略）。
法輪功修煉者・劉麗英さんが拘束された際、近所の人達は警官が財産を強奪し、法輪功修煉者を連行する場面を見て、「今の社会はどうなってしまったのか。良い人になることが禁止されるだけでなく、さらに良い人を逮捕してしまう。共産党は極めて悪い」と感想をつぶやいた。
法輪功修煉者・劉海濤さん、劉斌さんは警官に残酷に殴られ、その様子は近所の人に聞こえるほどだった。このことを知った全ての人は、なぜこれほどひどく殴るのかと語った。
撫順市の警察に連行された法輪功修煉者はどのような人たちなのか
撫順市公安局副局長・楊文君の指揮のもと、撫順市公安局（撫順国保、東洲分局、順城分局および清原県公安局などの部門）が参加した今回のF08行動により、連行された20人近くの法輪功修煉者は、どのような人々なのだろうか。実のところ彼らは「真、善、忍」に従い、自分自身を修め、いついかなる時でも他人を優先に考え、他人とむつまじく付き合い、そして社会、職場及び家庭から良い人だと公認されていた。
◇蓋永傑さんは50代の女性である。法輪功を修煉する前、彼女は失業していて暇だったためよく麻雀をしていたが、食事を作るのが面倒で学校に通っている子供を姑の家へご飯を食べに行かせていた。しかも、姑が子供をよく扱ってくれないと感じると、よく姑を責めていた。しかし蓋さんは法輪功を修煉してから、人生の真の意義を理解し、宇宙の特性が「真、善、忍」であることを理解し、法輪功の要求に従って自分自身を律し、いかなること、いかなるときでも他人を優先に考えるようになり、まるで生まれ変わったように変化した。蓋さんは主人が亡くなったにも関わらず、姑に孝行をしていた。姑が入院した際は、心を込めて姑の世話をし、主人側の親戚と仲良くしていた。
◇劉麗英さんは、修煉する前に重病を患い、たくさんの治療方法を試したがすべて効果がなく、毎日が苦しかった。劉さんが法輪功を修煉し始めると、病気の身体は健康になり、人柄も明るくなった。劉さんは、夫が仕事の関係で常に他郷にいるため、一人で家事を負担しながら子供と姑の世話をし、親戚や友達が困っていればできる限り助けていた。
◇賈雲竜さんは県政府の定年退職者である。賈さんは住んでいるマンションの掃除を無報酬で長年続けてきた。近所の人は賈さんの努力に感謝しながら、私達のマンションは県内で最も綺麗だと自慢している。
◇劉英潔さんは林業局の職員であり、法輪功を修煉してから、悪性の胃病がよくなり、身体が軽くなった。職場で劉さんは、自分の仕事をこつこつとまじめにこなし、同僚を親切に助けている。誰もが劉さんを良い人だと言っているという。
本来、警察の責任は公民を保護し、悪者を懲罰するはずであるが、撫順市の警察は中共の不適当な命令に従い、善良な人を連行して迫害している。これは犯罪行為である。現在、中国の民衆はすでにこの犯罪行為を否定し、中共の暴力政権を恐れず、善良を支持するための署名を行った。一方、中共が生きている法輪功修煉者から臓器を摘出・販売し、暴利をむさぼっていることは、すでに国際社会で暴露され、全世界からの非難を浴びている。善良な人を迫害する警官は、遠くない将来、きっと公正な審判を受けるに違いない。これらの警官が状況を理解し、自分自身でよく考え、法輪功修煉者に対する全ての迫害を停止することを望んでいる。
