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拷問の実演:手足にかせをつけられ地面に繋がれる |
【明慧日本2012年11月7日】法輪功修煉者・肖静さんは浙江省女子刑務所に不当に拘禁された2年6カ月の間、独房に入れられ、食事もトイレも睡眠も独房内だった。さらに、肖さんは果物、おかず(野菜類)、軽食などを食べることも許されなかった。そのため、肖さんは法輪功の功法を練習して、体を鍛えようとしたが、監視の人に阻止された。
肖さんは浙江省義烏市で会計の仕事をしている。肖さんは1996年に法輪功を知り、2006年に法輪功を学び始めた。
2008年8月28日午後4時ごろ、肖さんは小学校5年生の娘と新華書店で別のフロアで本を読んでいとき、警官が現れ、肖さんを書店から連れ出した。警官は「お前、法輪功のチラシを持っているだろう、出せ」と言いながら、身体検査をしたが、何も出てこなかった。娘は書店で母を捜し回ったが、見つからず一人で家に帰った。
その後、娘1人の家に5~6人の警官が不法侵入してきた。警官らは娘の目の前で乱暴に家宅捜索を行い、娘に尋問を行い、娘に「上記の内容は事実に間違いありません」という文書を書かせた。小学生の娘はかなりのショックを受けたという。
肖さんは28日間拘禁されたが、解放された時、渡された拘留証明書には15日間としか書かれていなかった。警官に尋ねると、「俺らを訴えるなら訴えればいい」と脅された。
2009年6月2日朝、肖さんは自転車に乗って、人々に「神韻公演」DVDを配りながら、職場に向かっていた。しかし、肖さんは偶然に神韻公演DVDを公安局局長に渡したため、北苑派出所に連行された。派出所で肖さんは「どういう理由で私をここに連行したのですか?」と聞くと、警官は「お前が法律を犯したからだ」と答えた。すると、肖さんは「私はどうやって法律を犯したのですか? 誰に危害を加えたのですか?」と聞くと、警官は答えられず、肖さんに殴ろうとしたが、肖さんは避けた。
その後、警官は肖さんの夫に通知せず、肖さんの娘が学校から帰るのを待って、再び肖さんの自宅に侵入し、家宅捜索を行い、娘に対して尋問を行った。幼い娘の心が2度も傷つけられた。
肖さんはその後、留置場に拘禁された。留置場で肖さんは国保(国家安全保衛)大隊の警官に尋問されながら、暴行を加えられた。そして、肖さんは何の供述もしないまま起訴された。
その後、肖さんの裁判が開廷された。法廷で肖さんは自己弁護を行ったが、弁護の途中に、裁判長に休廷を宣告された。その後、第二回の開廷日、裁判長も裁判官も変えられた。法廷で肖さんは再び自己弁護をしようとしたが、裁判長に「お前のことはよく知らない。私は今日、代わりに裁判結果を宣告しに来ただけだ」 と言い、肖さんに3年2カ月の実刑判決を言い渡した。
2010年1月14日午後2時ごろ、肖さんは浙江省女子刑務所に移送された。刑務所に入ってすぐ、肖さんは髪の毛を切ること、着ている服の着替えを強要された。その直後、肖さんは独房に拘禁され、手足にかせをかけられ、地面にある木の板に繋がれ、寝るときも外されないまま3カ月間放置された。
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2011年1月29日、肖さんの父親が危篤に陥った。肖さんの夫は刑務所に電話し、父親との最後の別れに立ち会いたいと求めたが刑務所側に断られた。
独房で、肖さんは法輪功の歌を歌ったため、警官に密閉された独房に監禁され、肖さんが歌うと、スピーカーの音量をドアや床が振動するまで上げられた。
肖さんは2年6カ月間独房に拘禁されたが、その間は野菜のおかず、果物、軽食などを口にすることは許されなかった。また肖さんは、刑務所で2カ月間にわたって両腕を背中に回され、紐できつく縛られた。高血圧の症状が現れたことがあり、ほかにも想像できないほど残酷な迫害を受けていた。
今年8月1日、肖さんは解放された。しかし、帰宅した肖さんは地元の国保大隊の警官に監視され続けられているという。