大連市:法輪功修煉者の夫婦 不当に連行・拷問される
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 【明慧日本2012年11月13日】遼寧省大連市中山区に在住の法輪功修煉者・車忠山さんは今年7月6日午前10時ごろ、出先から帰る途中、自宅マンションの前で私服警官に突然、暴行を加えられ、手から出血し、そのまま連行された。車さんの妻・汪春娥さんも午後1時ごろ、自宅マンションの前で待ち伏せしていた警官に連行され、所持していた現金を全部没収された。その後、警官は車さんの自宅の家宅捜索を行い、大量の私物を没収し、小型家具や植木、オートバイクまで没収した。見物していた人々は警官の略奪行為を厳しく非難したという。

 その後、車さんは市留置場に拘禁され、留置場の独房に入れられた。汪さんは馬三家労働教養所に拘禁された。

 8月8日午後、車さんの家族は、車さん夫婦の連行に加担した葵英街派出所に行き、夫婦を連行した理由を聞いた。所長は「法輪功を学んでいることは法律を犯したのだ。お前たち、弁護士を依頼しても無駄だ。弁護士が法輪功を弁護すれば、弁護士資格を剥奪されるぞ」と家族を脅迫した。

 情報によると、留置場で車さんは手足に枷をつけられて地面に固定した鉄の環に繋がられる迫害を2カ月間受け、さらに「トラの椅子」に座らされるなどの拷問を受けていた。

 車さんは残酷な迫害に対して抗議するため、断食を行ったが、迫害を加え続けられた。そのため、車さんは迫害に強く抗議したが、血便が出て、生命の危機に陥った。その情報を得た家族は先月30日、葵英街派出所に行き、事情を話して車さんとの面会を求めたが、派出所の警官は「この件は俺たちにはもう関係ないことだ」と言った。

 その後、家族は留置場に行き、留置場の大隊長に車さんの健康状態を伝え、車さんとの面会を要求した。しかし、大隊長は「車忠山に健康診断をさせたが、何の問題もなかった」と言った。しかし、しばらくして、大隊長は「車忠山のことはよく知らない、調べてみる」と態度を変えた。それに対し、家族は大隊長の話は矛盾していると指摘すると、大隊長は「俺のことを訴えればいいさ」と傲慢な態度を取った。

 いまだに、家族は車さんとの面会が許されていないが、家族は車さんの件を弁護士に依頼したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/1/264771.html)
 
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