天津市:薬物で迫害された法輪功修煉者が心神喪失
【明慧日本2012年11月14日】天津市静海県に住む法輪功修煉者・任東昇さんは、天津浜海刑務所(港北刑務所)で5年間迫害を受け、出所した後に秘密裏に洗脳班へ連行された。現在、任さんは警官に騙されて白色の粉末薬を飲まされ、心神喪失になった。
任さんの妻・張麗芹さん(法輪功修煉者)は、2009年に連行されて懲役7年を言い渡され、現在、依然として天津女子刑務所に拘禁されている。
任さん(48)は刑務所で拘禁され5年間、様々な拷問を受けた。顔面・頭を殴られることは日常茶飯事だった。ある日、任さんは打ち倒されて、警官に足の指を踏みにじられ、足の爪をひき砕かれるまで踏まれた。
2011年3月7日、任さんの刑期満了日の午前8時、任さんの80歳の母が孫を連れて刑務所へ迎えに来た。しかし、刑務所と静海県610弁公室は互いに結託して、すでに任さんを洗脳班に引き渡していた。1週間後、任さんの母が洗脳班へ迎えに行った時、任さんはすでに迫害されて心神喪失になっていた。息子の様子を見て、任さんの母は思わず涙を流した。
家に帰った任さんは、意識を取り戻せず、乱れる長い髪や顔も洗面せず、よく失踪する。また、縄で自分を縛って、刀でバッグを持ち上げてあちこち歩きまわり、部屋をめちゃくちゃにすることもある。夜中に突然目を覚まして、大声で「私はあなたを恐れない」と叫び、「警官」という言葉を耳にすると、すぐに恐怖におびえた様子で、独り言で「早く逃げなければ、絶対見逃してくれない」と言っているという。