遼寧省:多数の傍聴者が入廷禁止 不法逮捕される
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 【明慧日本2012年11月14日】遼寧省鞍山市の鉄東裁判所は今年10月25日午前9時頃、孫立慶さん、劉旭艶さん、盧秋穎さん、焦桂梅さん、劉根秀さんの5人に不公平な裁判を開いた。上記の被告人は7月13日午後、法輪功修煉者を学んでいるとして、鞍山市公安局や山南派出所、勝利派出所の警官により罪もなく一斉逮捕された。彼らは自宅から電化製品や貴重品などを脅し取られた。

 開廷の当日、上記の被告人の家族はそれぞれ、裁判所の前に集まった。さらに、ほかの法輪功修煉者が傍聴を希望する人を大勢集めた。しかし、裁判所前で突然、殺到したワゴン車や大型バス、自動車から100人以上の警官が降り、開廷20分後に、裁判所の周囲にいた全ての人に暴行して逮捕した。被害者は80人以上にも上った。当時、周囲にいた誰もがこの警察の暴動に憤慨し、逮捕の不法手段を厳しく非難した。

 その後、長甸、對爐、鋼城、解放などの派出所で多数の修煉者が身柄を拘束され、修煉者は犯人扱いされ、強制捜索や立証撮影、捺印を強いられたうえ、保釈金を口実に金銭を恐喝された。そのうち、雍芳さんは釈放されず未だに鞍山市第一留置場で監禁されているという。

 この迫害に加担したのは、鞍山市政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)、610弁公室、公安局、国家安全保衛大隊などである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/9/265271.html)
 
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