明慧法会|しっかり学法し、修煉や衆生を救い済度する環境を作り出す(一)
■ 印刷版
 

文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2012年11月18日】師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 今年の明慧法会に際して、私が師父に報告し同修たちと交流したいのは、いかに学法を重視し始めたのか、いかに邪悪の妨害の中で恐れる心を取り除いたのか、いかに迫害を加える部門に真相を伝えたのか、いかに修煉や人を救う環境を作り出したのか、などです。「修は己にありて、功は師にあり」という法理を私はとっくに分かりましたが、師父が説かれた「実際はこういうことで、すべてが用意され、あなたが正念でそれを実行するのみですが、どうしても正念がないのです」(『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』)という説法を拝読した後、法理への理解が更に深まり、人を救い済度する自信が倍増しました。

 学法ができなかった教訓

 私は1998年に修煉を始めました。迫害が始まって12年が経ち、長い間、私は積極的に真相を伝え『九評』を配布しましたが、学法を疎かにしました。さらに、常人のことにまとわりつかれ毎日疲れてしまい、たまに学法しても頭に入りませんでした。何度も同修に注意されましたが、自我を放下できず、耳を塞いで直そうとしませんでした。結局、北京五輪の前に強制連行されて労働教養を強いられました。

 邪悪の巣の中に身を置いている時、もし法を暗唱せず、正念をよく発することができなければ、邪悪の洗脳や拷問に屈してしまいます。ある日、隣の同修から『洪吟二』の一文を聞いた際、監視役の麻薬犯に盗聴され、罵られながら隊長を呼ばれました。その時、私は拷問されるより心が辛く、なぜ今まで多くの法を暗記しなかったのか、今になって学法したくても本がないと非常に悔しく、水から離れた魚のような気持ちを体験しました。私は「師父、私は旧勢力の按排を認めず、ここを出てから必ず1分1秒も大切にして学法します」と涙ながらに師父に誓いました。師父のご加持のお陰で、数カ月後、私は家に戻りました。

 学法して人を救い、良性循環になった

 家に戻った後、私はむさぼるように学法して、素早く健康を取り戻しました。刑務所にいた時に、厳粛に師父に誓ったとおり、数年来ずっと時間を惜しんで学法してきました。法をしっかり勉強できれば心が穏やかになり、執着心を探すことが出来て、人を救う効果は倍になります。しっかり学法できなければ、人を救う度胸がなくなり、真相を人に伝えても受け入れてもらえず、かえって密告されます。私の経験では、よく学法できれば、人を救うことも順調にできて、多くの人を救い済度することができれば、修煉も向上し、良性循環になります。

 ある日の昼食後、私は学法しようと思いましたが、「真相を伝えよう!」という力が働きました。私は資料を持って友人のアパレル工場に向かいました。

 バスに乗って座った後、すぐ隣の乗客に真相を伝え始めました。最初その人は私の話を信じませんでしたが、その後だんだん信じるようになりました。私は今日の絶え間ない天災人禍から話し始め、その原因は道徳水準が下がったからだと説明しました。続いて、『九評』の内容を引用して、天安門焼身自殺事件の真相を伝え、天は共産党を滅ぼすに違いないので、脱党して良い将来に繋がるようにしてくださいと話しました。隣の人は「奥深い道理を説明できるあなたはどんな学歴ですか」と聞かれました。私は「小学校を卒業しただけです。大法が私に知恵をくださいました。真相を知れば救い済度されます。私は資料をもっています」と言うと、すぐ20人あまりの乗客全員が小冊子やDVDを奪うように受け取り、そして皆「三退」に同意しました。寒い冬でしたが、私は暖かく強いエネルギーに包まれたと感じました。下車する時、皆に感謝の言葉をもらいました。

 アパレル工場でも、友人の工場長が「三退」しただけでなく、従業員全員がDVDを受け取り、「三退」しました。帰りのバスの中でも、一人ひとりに「三退」してもらいました。資料がなくなりましたが、お守りを1人ずつ配りました。師父の衆生に対するご慈悲に感謝いたします。

 長年バスに乗って田舎に行っていますので、多くのドライバーやスタッフも私を知っています。彼らは大法を認めており、今でもお守りを掛けているバスがあります。何度も、乗客が多い時に資料を配るのを助けてもらいました。ある日、「みんなちょっとどいて、彼女が救い済度することを邪魔しないで。救い済度は大切ですから」とスタッフに言ってもらいました。長年にわたり、乗客全員が資料を受け取ったり、「三退」したりすることは日常の風景です。

 市場でも、一人ひとりに真相を伝えて、とても忙しく暇が全然ありません。家に帰る道中、引き続き真相を伝えますが、三輪車が多く、三輪車に数人が乗っている場合もあり、皆喜んで資料を受け取り、「三退」しています。100枚以上の資料はいつも早く配り終え、足りなくなっています。師父のご加持のお陰で、市場の衆生はみんな家族のように親しくなっています。

 神韻を広めるいくつかの例

 師父自らが監督して作られている神韻の演目は人を救うことに効果が良いのですが、現在は中国で公演が行えませんので、一生懸命DVDを配布するしかありません。時々、100枚以上のDVDを携帯し、出会った誰にも渡し、走っている車両にも手を振って、止まってもらってからDVDを渡します。皆「ありがとう」とお礼を言いました。

 ある建築工事場で、私は「人を救うDVDです。欲しい方はいますか」と声を掛けると、二階から1人が降りてDVDを受け取りました。「他に欲しい方はいますか」と聞くと、結局、皆欲しいと言いました。時に、建築会社に行けば、そこで数十枚を配布したこともあります。

 ある日、バスの停留所に3台のバスが止まっており、私は1台ずつ入って、全部配りました。3台目のスタッフに「法輪功のものですか」と聞かれましたが、私は「持ち帰ってご覧になれば分かりますよ。しかも、法輪功はあなたに不都合なことはないのですよ」と答えました。

 皆が神韻DVDを持ち帰る姿を目にして、師父に感謝の気持が湧いてきます。毎日、このように非常に充実しています。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/18/249095.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/8/129917.html)
 
関連文章