文/中国の大法弟子 如意
【明慧日本2012年11月17日】
二、バスで学生に真相を伝え、法を得させる
普段出かけるときは常に様々な衆生を救えるものを身に着けています、たとえば、様々な冊子や縁のある人への手紙、真相シール、カレンダー、お守り、MP3プレーヤー、様々なCD、大法の書籍など、相手の需要に応じて、ふさわしい資料を差し上げています。ある時、バスの中で数珠を持った中学二年生の学生に会いました。なぜ数珠を持っているかというと、彼の継母が辛く当たってくるため、ほかの四人の学生とともに、寺で数珠を買い、毎日無事を祈りましたが、勉強が良くなることなく、かえって面倒なことが起こるばかりで、誰にも言えず、とても苦しんでいて、どうすればいいのかわからなかったそうです。この人は師父が送ってくださった縁のある人であるとわかった私は、大法の素晴らしさを彼に伝えると、彼は期待に満ちてこう言いました。「その大法の本があればどんなに素晴らしいことだろう。私たち五人兄弟はすべてがうまくいくはずです」私は彼に学生たちと共に大法を大事にすることが出来るのかを聞き、彼は「勿論」と答えました。そして私は自分が読んでいた『転法輪』を両手で彼に渡し、彼は感激しながら抱え込みました。
三、同僚に真相を伝え、修煉へ導く
師父の慈悲は私の同僚たちにある不思議なことに遇わせました。二人の同僚は、車の事故に遭って命が危うい近所の人に会いに病院に行きました。彼らは途中である大法弟子に会い、その大法弟子はそのことを知り、病人の家族に渡すよう彼女たちに大法の真相のお守りをあげました。そして法輪大法は素晴らしいと病人の家族に伝えるよう教えました。彼女たちが病院に行くと、その病人である王さんは、頭が二つ分になるまで大きく腫れ上がり、形も変わっていて、昏睡状態で目を覚ましませんでした。彼の妻は大法弟子が教えたように、「あなた、あなたは法輪大法の素晴らしさを覚えてください」と何度も言いました。真心は天地をも感動させ、王さんは師父の法身と神々が金色に光る法輪に乗って、空から山東省のこの病院の外科病室に舞い降りて来たのを見てびっくりしました。この時師父の法身は「怖がらなくても大丈夫、私はあなたを見に来ただけだ」と言い、その後また金色に光りながら去っていきました。次の日の朝、王さんは正常な人のように字を書くこともできました。彼の変化は医者たちを驚かせました。
同僚が山東省から戻ってきてから、彼女はどうしても私を探し出そうとしました。私の普段の仕事ぶりが素晴らしく、また長年私が迫害されてきたにもかかわらず、修煉の意志が変わらず堅持し続けてきたからです。そのため、必ず大法から恩恵を受けているはずだと彼女は考えました。彼女が私と連絡をとれたとき、彼女は大泣きし、すぐに私に会いたいと求めました。私たちが会った時、私は彼女たちに法輪大法の素晴らしさと私が迫害されてきたことを詳しく伝えました。私は彼女たちに『転法輪』を二冊差し上げ、五式の功法をも教え、大法が広く伝わって十七周年と全世界の大法弟子から師父への誕生日祝いをする映像を彼女たちと見ました。彼女は泣きながら師父の法像(写真)があればどんなに素晴らしいことかと言いました。私はちょうど二セットあったので、彼女たちに差し上げました。彼女たちは師父の法像の前でひざまずき、迷子になった子供が久々に両親に会ったように泣きながら、「師父よ、あなたは衆生を救うために母国に帰ることも、家に帰ることもできずにいたのはすべて私たちのためですね、私たちはあなたに会いたいです! あなたはいつ帰られるのでしょうか」と、部屋にいた6、7人が泣きました。彼女たちは法像を抱えて、無限の幸福を感じながら去っていきました。
四、家族をまとめ、多くの人が修煉を始める
ここ何年間か私が迫害を受けたため、家族は理解してくれず、また私のためにたくさんの苦労をしてきました。毎年の大みそかに家族全員で食卓を囲んでいるときも私だけがおらず、年寄りの父はお手洗いで泣きだし、頭も白くなり、歯も抜けてしまいました。私が帰ってきた後、この家族をしっかりとまとめ、この空白を埋め、彼らの立場で物事を考え、真心を込めて家族のことを思い、多く費やし、見返りを求めないことを決心しました。初めの時、彼らに『九評』を伝え始めようとしたとき、父は私を殴ろうとしました、私が党に反し、私をうまく育てなかったと言っていました。私は「お父さん、娘である私があなたに嘘をつきますか」と真剣に言い、彼は眼を閉じて冷静になって「いいえ」とつぶやきました。「では、共産党があなたをだましているのです! 私や何千万人の大法弟子たちの経験を見て、法の無限の素晴らしさを実感しています。しかし共産党はこれらを否定し、人に害を与えていると言っています。両者の間で必ず誰かが嘘をついています。そうでしょう」と私は言い、すぐに『九評』のCDを再生し、お父さんに先に見せ、その後に話そうとしました。父は真剣に見て、段々とわかってきました、「その通りです。共産党はそうなのです。『九評』の言っている通り、悪者なのです!」と言いました。
『九評』は父の邪悪な殻を割りました。私はこの老夫婦に煉功を教えました。継母は脳卒中で、自立できませんでしたが、翌日には床に着くことができ、腰の病気や糖尿病、高血圧もすべて治り、父の心臓病と小脳萎縮も治りました。継母は肥満でしたが、半年で正常な体重に戻れました。今では二人の老人は子供たちのために2ムー以上の畑を耕しています。また、継母は末期がんになった自分の母に真相を伝えました。当時のおばあさんはすでに一週間ほど絶食状態で、喪服を作らせるために彼女を呼び戻しました。彼女は泣きながら喪服を作り、家族に、「私は大法を修煉し、師父が私の病気をすべて取り除いてくださいました。だから母も必ず治ります。私は彼女を救います」と言いました。家族全員は「彼女が治れば、我々皆法輪大法を信じますよ」と言いました。そして継母は彼女の母に「お母さん、私と一緒に法輪大法は素晴らしいと言ってください」と言い、2人で何度もつぶやきました。翌日、この老婦人は一人で大盛りのラーメンを食べ切りました。これで家族全員が信じました。あれから一年経ち、ある時、父が家で説法のカセットを入れると、壁にはまぶしいほどの虹色の光が表れました。真に信じれば、神々のご加護を得られるのです。
今では、私たち4世代の人がみな法を得て、私妹は毎日「三つのこと」をしっかり成し遂げ、自分を修め、師父とともに衆生を連れて帰り、広大な願いを叶えるよう努めています。
五、妨害を排除し、精進する
この半年で、はっきりと真相を伝えてきたため、たくさんの人が相次いで大法を修煉し始めました。ある修煉者は、「あなたが少しやりすぎています。旧勢力があなたを見逃すはずがありません」と私に言いました。それを聞いた私は「これではあなたは旧勢力の側についたのではないでしょか。師父は私たちに『一人一人皆表に出て真相を伝え、あらゆるところに真相が伝わるようにし、人のいるところに漏れることなく真相を伝えるべきです。真相をはっきりと伝えてから、煉功したい人がいれば、できるだけ早く法を勉強し功法を教える環境を整えてあげてください。彼らは次の段階で修煉する弟子です。(『人心を放下し、世の人々を救い済度する』)』と要求していますよ」と私はその修煉者に言いました。それを聞いた修煉者は精進し、その後、たくさんの人が修煉し、本が足りないのを見て、彼も様々なところから本を探し始めました。
この一年間の真相を伝える道程を振り返れば、「はっきりと伝える」ところで工夫をし、何人かを修煉の道につれてくることができ、たくさんの人に真相をわからせ、脱退させましたが、これらすべては師父が縁のある人々を私の前につれてき下さって、私に知恵を与え、師父がすべてを与えてくださったのです。私は口を動かし、足を動かしただけであると悟りました。「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)。師父、お疲れ様です! 師父と大法の要求に比べれば、私はまだまだ足りません。たくさんの心残りもあり、法を得るはずの人々がまだ得ていません。法を得て精進すべきなのに落伍した者もいれば、効果があまり良くないこともあります。真相を伝える過程は自分を豊かにさせることや、改善すること、成熟させることであり、また師父が『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』の中で説かれた「皆さんの威徳、皆さんの修煉、皆さんが負うべきすべては、すべてその中にあります。」の法理をさらに理解することが出来ました。衆生が救われると同時に、私たち自身を成就しているのであり、これは互いに補完し合っており、分けることができないと認識できました。
ここ最近、また修煉者とともにMP3プレーヤーなどを買い、『九評』や『当文化の解体』、大法を広めた伝統的な物語と、師父の説法を入れました。私たちはさらに頑張り、縁のある人に法を得させ、人が人に伝え、心が心に伝えることを目指し、しっかりと真に師父が法を正す手助けになれるようにしたいです。
以上が私の悟ったことであり、妥当でない所があれば、指摘をお願いいたします。
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子修煉心得交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/25/129696.html)