遼寧省:息子が不当連行 高齢の父親は苦痛の限界に
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 【明慧日本2012年11月27日】遼寧省新民市に住む法輪功修煉者・段長合さん、曹陽さん、陳秀さん、など十数人は、今年8月28日、大規模な逮捕行動に巻き込まれ、いずれも未だに拘禁されている。今回の迫害は、瀋陽市国保(国家安全保衛)支隊、新民市国保大隊、地元の各派出所など多数の警官が動員されたという。

 連行の当日、段さんは同行していた息子と共に路上で警官に声をかけられ、連行された。その後、親子それぞれの家に警官に侵入され、家宅捜索を強いられた。そのたび、地元住民らは良い人柄の段さんへの迫害に加担した警官による騒動に憤慨し、捜索の強行手段と逮捕の不法行為を強く非難した。

 段さんの90歳過ぎの父親の体を心配した家族は、解決する道もなく自分の息子が強制連行された実情を隠しながら涙に暮れるしかない状況で、苦しんでいた。現在、段さんの父親は苦痛の限界に達して会うことのできない息子の名前をつぶやき続けているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/25/265877.html)
 
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