雲南省:画家一家が迫害され一家離散
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 【明慧日本2012年12月1日】雲南省に在住の画家・彫刻家の劉永さん(40)は今年9月1日、仕事のために孟連(もうれん)県に行った。劉さんは工事をするとき、壁に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書いた。そのことを理由に警官に連行され、県刑務所に拘禁された。昆明市にいる妻・劉艶さん(43)は連行を避けるため、放浪生活を余儀なくされたという。

 1994年、劉さん夫婦は東北師範大学の学生時代に法輪功と出会い、法輪功を学び始めた。劉永さんは以前、神経衰弱でひどい不眠症を患い、風邪もよくひいていたが、法輪功の修煉を通じて健康な体を取り戻し、そのうえ、絵を描くときにアイデアが湧いて出るようになった。劉永さんは吉林省長嶺県の出身で東北師範大学の美術科を卒業し、長春市郵電学院に就職した後に吉林大学に転職した。

 妻・劉艶さんも法輪功の修煉を通じて、持病の婦人病・肝臓病・不眠症などが完治した。傲慢な性格も変わり、優しくて広い心の持ち主になった。劉艶さんは1995年、東北師範大学古典文明史研究所の修士を終了後、第二航空学院に就職した。

 劉さん夫婦は法輪功の修煉を通じて、抱えていた悩みや人生の目的などの答えが見つかり、とても幸せに過ごすことができた。やがて、劉永さんの母親も劉艶さんの母親も法輪功を学び始めた。

 しかし、1999年7.20、中共(中国共産党)当局が法輪功に対する迫害を開始した。当局は全国のメディアを総動員して一斉に法輪功と法輪功創始者への誹謗中傷を行った。修煉者の劉さん夫婦は、当局に法輪功の真相を伝えるために、2歳の娘と劉永さんの母親4人で北京へ行ったが、北京の陳情弁公室の前で警官に連行された。劉永さんと母親は長春市に送還され、大広刑務所に拘禁された。妻・劉艶さんと娘は勤務先の第二航空学院(長春市)の宿泊所に10数日間、監禁された。

 2000年3月、劉艶さんは第二航空学院(学院の体制は軍である)から地方に復員(軍人から一般人になること)させられた。

 同年12月のある日、劉艶さんは一人で天安門広場へ行き、観光客に向けて「法輪大法は素晴らしい」と書いた横断幕を広げ、「私達の師父は潔白です」と叫んだ。そのため、劉艶さんは警官に殴打されて天安門派出所まで不当に連行され、その日の夜、平谷(へいこく)県刑務所に移送された。劉艶さんは刑務所で、断食をして迫害に抗議したため、灌食された。劉艶さんは警官の言うことに従わなかったとして、6日後にやっと解放された。

 同年12月末、劉永さんも一人で北京へ行き、天壇公園で「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ。そのため、劉永さんは「封建迷信」という罪を着せられ、15日間拘留された。

 劉艶さんは軍人の資格を奪われた後、吉林大学所属の長春ルイヴィトン学院(中国、カナダ、アメリカ3カ国合資の大学)に就職し、英語の教師をしながら、翻訳の仕事も任された。

 2001年1月長嶺県公安局の警官は突然、劉艶さんの勤務先に侵入し、劉艶さんを連行しようとした。劉艶さんの同僚は警官の行為に憤慨し、警官と口論しながら、劉艶さんを逃がした。しかし、警官は幼稚園に行き、劉艶さんの3歳の娘を人質として連れ出した。事情を知った劉艶さんの同僚は、劉艶さんの娘を迎えに行き、警官の卑劣な行為を非難し、子供の解放を求めた。警官は深夜になって、やっと子供を解放した。

 当局の迫害を避けるため、2001年3月、劉さん夫婦は雲南師範大学商学院に転職し、一家は雲南省昆明市に移住した。

 新しい職場で、劉さん夫婦はいつも通り「真・善・忍」の教えに従い、熱心に仕事をし、夫婦共々高い評価を得ていた。

 劉永さんは商学院で2年連続、優秀教師に選ばれ、彫刻作品がキャンパスに飾られた。劉さんの絵は収蔵価値のあるものとして評価された。

 劉艶さんも6年連続、優秀教師に選ばれ、編集主幹した大学の英語教材が受賞した。

 しかし、当局の劉さん一家に対する迫害は終わらなかった。今年9月1日、劉さんは壁に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書いたという理由で「法律実施と行政法規の破壊」の罪を着せられ、刑務所に拘禁された。

 9月3日、五華(ごか)公安局の警官数人が、劉さんの昆明の家のドアを壊し、不法侵入した。警官らは家宅捜索を行い、劉さんの家にあったノートパソコン2台、プリンタ、USBメモリ、法輪功の関連書籍などを没収した。

 劉永さんの母親は、劉さん一家と北京に行ったため、半月間拘留され、1万元をゆすり取られた後、解放された。しかし、帰宅後も、当局からの嫌がらせが絶えなかった。

 1999年7月21日朝、劉艶さんの母親は、公園で法輪功の功法を練習したため、丹東市刑務所に15日間拘留され、その後、労働教養2年6カ月を宣告されて拘禁され、迫害された。

 当局の迫害により、幸せに暮らしていた劉さん一家は、離散した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/24/265836.html)
 
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