河北省:法輪功修煉者が不当拘禁 体の不自由な夫が残される
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 【明慧日本2012年12月6日】河北省遷安市に住む法輪功修煉者・王艶芹さん(51)は今年10月17日朝、自宅で国家安全保衛大隊の警官により強制連行された。

 王さんの家族は洗脳班に駆けつけ、王さんの解放を要求したが拒否された。さらに、警官は乱暴な態度で、王さんの家族を殴ろうとした。王さんが拘禁された後、80歳過ぎの母親と兄の妻が前後して亡くなったが、王さんはなお解放されず、2人の家族の葬儀に出ることさえできなかった。

 警官は脳血栓を患っている王さんの夫が自立生活ができないことを知りながらも、王さんを拘禁し続けた。そのため、王さんの夫は冬になると、厳寒に晒されるなか、食べ物を口にすることさえできず、飢えと寒さで苦しめられている。

 かつて王さんは法輪功を学んでいるという理由で迫害され、獄中生活や流浪生活を余儀なくされてきた。拘禁されていた間、施設で王さんは髪の毛を強く引っ張られて口をこじ開けられ、酸素を口の中に送り込んで引火されたため、舌を含めて口の中がひどくただれ、ぼろぼろになった。

 2008年7月24日、王さんは遷安市洗脳班で拘禁された。その後、2ヵ所の施設での不当拘禁を経て、前後して67日間にわたって獄中生活を強いられた。

 2008年11月29日夜9時頃、王さんは自宅に侵入してきた警官に捕まえられ、冬の夜に薄着のまま、連れ去られた。途中で警官らに髪の毛をつかまれ、びんたを食らわされた。続けて、王さんは洗脳班で二日間拘留され、留置場へ移送された。解放されるまで15日にわたってずっと薄着で冷風にさらされた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/2/266110.html)
 
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