江蘇省の大学教授 収容期間満了日に洗脳班へ移送される
【明慧日本2012年12月6日】南京師範大学ロシア語部元学部長で、教授の張玉華さん(50歳前後・女性)は、法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に3回の労働教養処分、1回の実刑判決を下された。先月、張さんはやっと労働教養期間が満了となったが、家に帰れず、南京市洗脳班に移送された。
張さんは博士号を取得して、南京師範大学に就職した後、多くの学術プロジェクトを担当し、優れた成績を上げ、破格で助教授に昇級した。張さんは数回にわたって優秀教師に選ばれ、南京市人民代表大会の代表に選出されたこともあった。
しかし、張さんは法輪功を学び続けたため、2001年に1年の労働教養処分、2003年に懲役4年の実刑判決、2009年に1年の労働教養処分、2011年に1年の労働教養処分を下されたことがあり、長期にわたって、江蘇省句東女子労働教養所や南京女子刑務所などに拘禁されていた。張さんは拘禁されている間、拷問や虐待などによって多くの苦痛を受けた。
張さんは昨年11月、六合区楊荘北村小区で御甲甸派出所の警官に連行された。その後、南京市610弁公室の警官は張さんに1年の労働教養を強要し、張さんに全身麻酔をかけ、意識のない張さんを縛って強制的に句東女子労働教養所に送った。
先月11月15日、張さんは労働教養期間が満了となった。しかし、教養所で張さんは転向しなかったとして、同日、市610弁公室の警官が張さんを教養所から直接、市洗脳班に移送した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)