山東省:60代の法輪功修煉者が迫害され気を失う
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 【明慧日本2012年12月10日】山東省濰坊市に在住の法輪功修煉者・李福琴さん(61歳女性)は先月11日の午前6時半、濰坊市公安局の警官10人に自宅に侵入され、家宅捜索された。李さんの息子と嫁が警官らを阻止しようとしたが、嫁は地面に押さえつけられ、息子は派出所に連行され、1日間拘禁された。さらに、パソコン2台、音楽プレーヤー2台、携帯電話6台、現金1万元(約14万円)以上などの私財が没収された。

 李さんは洗脳班に連行され、監房の鉄椅子に縛られた。翌日、李さんは殴打され、めまいがして気を失った。6日目、李さんは血圧が高いため病院に送られた。一晩中応急処置を受けたが、血圧は下がらなかった。しかし、警官らはすぐに李さんを退院させ、洗脳班に拘禁した。

 李さんは洗脳班で毎日監視され、健康状態が悪く、トイレに行くときも人に支えられなければならなかった。李さんの息子が2万元(約28万円)を支払って、李さんはやっと釈放された。

 現在、李さんはまだ血圧が高く、毎日めまいがして、夜中はよく悪夢で目が覚める。また、自分で身の回りのことができないため、妹に面倒を見てもらっている。11歳の孫はショックで半月の間ずっと熱を出し、夜中によく目が覚めて、「おばあちゃん」と泣き叫んでいるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/5/266208.html)
 
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