遼寧省:人権派弁護士が法輪功に無罪弁護
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 【明慧日本2012年12月14日】遼寧省撫順市の新賓県に住む法輪功修煉者・張富春さんは中共に迫害され、秘密裏に3年の不当判決を受けた。そして今年10月末、瀋陽市の大北刑務所に収容された。地元住民らは張さんの80歳過ぎの父親の救援活動に賛同し、多数の村民が連名で訴状を作成し、張さんの解放を呼びかけた。

 かつて2008年3月頃、張さんは自分の息子が法輪功の資料を壁に貼り付けたため、警官らに家宅侵入され、家を荒らしまわれたとき、機に乗じて抜け出した。しかし、昨年9月3日朝7時頃、張さんは8人の警官によって、鼻から血が流れ出ても暴行を続けられた。さらに、新賓県留置場へ送り込まれた。

 今年7月13日、新賓県裁判所では、人権派弁護士が張さんのために次のように無罪を弁護した。

 「一、当局は人類の良知と道徳、国家の法律を無視し、法令300条を利用した行政命令だけで『国家法律転覆罪』という罪名を捏造して法輪功及び修煉者に迫害を加えています。これにより、法輪功への迫害は違法であり、法輪功及び修煉者には罪がありません。

 二、全世界の誰もが見ることのできる明慧ネットに接続し、修煉者の修煉体験の文章や中共により迫害されている真相の内容を見たり、またはそこから資料をダウンロードしたりすることは犯罪ではありません。憲法では誰もが信仰と言論の自由を保障されています。

 三、中国の法律に法輪功の信仰を禁止すると書かれておらず、法輪功修煉者の宣伝資料の配布は信仰上の自然な活動であり、中国の『憲法35条』でも言論、出版、集会、結社、デモ、示威など、信仰と言論の自由が保障されています。何の罪も犯してしていない法輪功という団体に対して法律上、国家は公民の自由を干渉してはなりません。

 ここで、自らの良知と道徳、歴史の責任を負う精神をもって、強い責任感及び歴史の使命として社会の正義を守るよう、無実の彼らの冤罪を晴らし、無罪解放を願います」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/4/%E8%BE%BD%E5%AE%81%E6%96%B0%E5%AE%BE%E5%8E%BF%E5%BC%A0%E5%AF%8C%E6%98%A5%E8%A2%AB%E7%A7%98%E5%88%A4%E4%B8%89%E5%B9%B4-%E6%9D%91%E6%B0%91%E7%AD%BE%E5%90%8D%E8%90%A5%E6%95%91-266174.html)
 
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