―12年の修煉過程の一部
文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年12月25日】
8、他空間で師父は弟子を守り、巨大なウワバミを滅された
2005年5月17日、夢の中で見た私はリボンをつけた5~6歳の女の子で、家に帰って来ました。母親は私一人に自家の数百ムーの山地を見守りに行かせました。私が山麓に着いて山を仰ぎ見ると、満山に生い茂る植物、緑の竹、立ち並ぶ樹木など、万物は生気あふれるばかりでした。突然、山の左上からごろごろと大きな音がして、山頂から巨大な生き物が転がり降り、山麓の2本の大樹に遮られました。2本の大樹の隙間からウワバミの皮が見えました。
このウワバミは急に直径2メートルの巨大な柱のようになり、天に向いて、尻尾は地に立ち、私の右前方にいて、私の山登りを妨害しようとしました。私は孫悟空が大ウワバミを滅す光景を突然思い出し、巨大なウワバミに「私は大法弟子です」と叫び、手をピストルの恰好にして、彼に向けて、レーザーで撃ちましたが、彼は「私はあなたを怖がらないよ」と言いました。
私がくるりと逃げようとしたとき、私の左側におられた師父は、私を抱き上げて上へ飛び上がられました。ウワバミは竜巻になり、師父と私を追いかけました。砂が私の顔を打ち、ヒューヒューと風が巻き起こり、ウワバミは黒い風になったり、黄色の砂風になったりしました。師父は私を抱いてさらに上へ飛ばれ、風は師父と私に届かなくなりました。師父は右手を天上から地まで下げ、時計方向に暴風を巻きつけ、暴風を圧縮して滅されました。師父と私は地上に戻り、着地した瞬間に師父は右手を上げ、天に向けて手のひらから2寸高の炎が燃焼し続けました。私は師父が説かれた「宇宙の中でかつてない速度で、天体内の一切の邪悪を根絶しています」(『精進要旨二』「最後の執着を取り除こう」)を思い出しました。
この天体での正邪の激戦の場面は、11年が過ぎてもまだはっきりと覚えています。この文章を書くとき、師父の『精進要旨』「妨害を排除せよ」がさらに理解できました。師父は「この数年の修煉の中で、わたしは皆さんのためにあまりにも多くのことを受け持っただけではなく、同時に、皆さんの向上のため、絶えず皆さんを悟らせ、皆さんの安全のために皆さんを見護っていて、皆さんが圓満成就できるよう、皆さんが異なる次元で造った借りを片づけているのです」と説かれました。師父のご加護がなければ、私の命はないと分かりました。師父のご恩を返すことは出来ませんが、師父の教えをしっかり聞き、法の基準に基づいて行うしかありません。
邪悪は私に3年と2年の労働教養を科し、私を刑務所に縛りつけ、師父が法を正すことを手伝うことを妨害しようとしました。しかし、これは邪悪や常人が按排することではなく、師父の按排があるのです。私が労働教養所にいたのは実際2年を超えることはなく、労働教養所で縁がある多くの警察官に出会いました。彼らの一部は大法の修煉に入り、一部は大法弟子への迫害から修煉者を保護しました。私は恩師の教えに従い、これらの警察官を敵のように扱わず、真に彼らの未来を考え、真相を伝え、警察官に友達になってもらいました。法から分かるのは、彼らも師父の親戚で、救い済度すべき生命です。私達が彼らを自分の家族や友人にすれば、彼らは救い済度されるのです。その結果は完全に大法の威徳であり、師父の説かれたように「修は己にありて、功は師父にあり」(『転法輪』)なのです。
9、旧勢力の「経済を破たんさせる」陰謀を打ち破る
2000年3月から2001年4月の間、労働教養所で私は皆と異なる修煉状態に悩んで迷いました。原因は私の家族と多くの友達がみな、色々なルートを通し、食べ物、服、生活用品を送ってくれたためです。多くの友人は頻繁に労働教養所に私を見に来ました。同修達はみな苦労して修煉しているのを見て、それを本当の修煉だと思い、いただいたものに対し、どうすればよいか悩みました。当時、表面の形を重視して、表面の物質が少なければ、名、利、情を放下したと考えました。その後、師父は同修の口を借りて、「私たちは金銭を求め、財産を求める心を放下しますが、財富を持つことを恐れてはいけない」と私に啓示されました。
邪悪は大法弟子が教養所などを出るとき、ある書面に記入させます。一つ一つの質問はみな旧勢力の計略と陰謀で、大法弟子の首にロープをかけたようなものでした。例えば、「家に帰った後、ご主人があなたと離婚しようとしたらどうすればいいか? 会社があなたに給料を出さなければどうすればいいか?」などの質問でした。当時、一部の同修は恐怖心があり、常人の観念でこれらの質問を考え、邪悪に符合しました。結局、家に帰った後、邪悪からの別の形での迫害を受け続け、生活は苦しかったのです。
私は家に帰るとき、書面の記入をさせてくれませんでしたが、「家に帰った後、ご主人があなたと離婚しようとしたらどうすればいいでしょうか? 会社はあなたの給料を支払わなければどうすればいいでしょうか?」と同じ質問を受けました。 私の答えは、「一、大法の修煉はすばらしいのですから、離婚はありません。二、大法修煉者には無量の幸運があり、給料の停止はありません」でした。これで私は刑務所の関を突破し、はじめて邪悪の経済からの迫害の陰謀を打ち破りました。家についた後、友人は私の夫が私に如何にやさしかったかをほめました。私が帰る前、夫の多くの友人は彼を気にかけて、宴会を設け、彼に私との離婚を勧めました。皆が言うには、「彼女は頑固な法輪功修煉者で、絶対に屈服しないから、あなたの官途に影響するので、早い内に離婚したほうがよい。私たちはさらに若くて、さらにきれいな人を探してあげます」と言いました。しかし、夫はガラスコップを投げつけて、友達を怒りました。皆は恐れて黙りました。結局、私は家に帰りましたが、離婚することもなく、給料も停止されることもなく、さらに増えました。まさに善し悪しは一念からなのでした。
邪悪は経済から私を徹底的に破綻させようとし、私の夫を操り、密かに私の通帳を移し、そして「絶対に彼女に金を持たせないように、彼女は金があると法輪功の事をさらにやるから」と話し合いました。私は辛抱強く説得しましたが、彼らは分からないふりをして、どうしても返してくれませんでした。佛法は慈悲であり、威厳でもあり、師父は説かれました。「大法弟子が法を正す中では、今までの個人修煉とは違います。理不尽に危害を加えられることに直面し、大法への迫害に直面して、わたしたちに強いられた不公平に直面するとき、これまでの個人修煉のようにすべてを受け入れてはなりません。それは大法弟子が今、法を正す時期にあるからです」(『精進要旨二』「法を正すことと修煉」)
私が分かったのは、大法弟子が師が法を正すことを手伝うことは人心を正し、大法に対する衆生の妨害と犯罪を制止することなので、それは真に人に対して慈悲なのです。私は通帳を隠している人に「あなたは私の友達ですか?」と質問すると、相手は「もちろんです」と答えました。私は「友達であれば、どうして私の財産を取り込むのでしょうか? 良い人はいじめられやすい人ではありません。私は保管を頼んだことはありません。通帳を返してください」と言いました。私の威厳に、彼女の裏にある邪悪がなくなり、通帳を返してくれました。この件は再び大法の威徳を証明したのでした。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉心得交流会)