|
【明慧日本2012年12月25日】台湾嘉義(かぎ)県の医師組合の理事長・徐超群さんは、2012年11月21日、医学界が立ち上がり、中共による反人類的なの生体臓器狩りの犯罪行為を拒絶するよう呼びかけ、そして政府に対して(台湾の)患者が中国大陸へ行き臓器を移植しているという現象を正視するよう求めた。
この間、米台の医学界は協力して、中共の生体臓器狩りの犯罪行為に反対する署名活動を行い、台湾医学界はすでに累計で1,000人の医師、500数名の医療関係者が署名を行った。嘉義県医師組合の理事長・徐超群さんは先日、中共の生体臓器狩りに反対することを提起し、各会員に手紙を出して、医学者が署名に立ち上がって、中共の犯罪行為を厳しく非難するようを呼びかけた。
台湾人が国外で臓器移植を受ける場合、その9割は中国大陸で行われている。徐さんは、臓器の不道徳な出所と、あまりにもいい加減な事前検査から、大陸の移植環境にはリスクがあると語った。「臓器の出所は法輪功修煉者である可能性があります、もしこれが事実であれば、私はこのようなことをすべきでないと思っています。本当にすべきではありません。我々医学界はみな署名を行い、中国大陸でこのような出所不明の臓器移植を受けないよう、呼びかけるべきです」
徐さんは台湾大学医学院を卒業してから、米国で修士の学位を得、医者としての学識、医術の育成における難しさをよく理解している。彼は、両岸(中国と台湾)の医師が、絶対に中共の反人類的な犯罪の共犯者になるべきではないと考えている。彼は「現在、臓器移植の待ち時間はとても長いのです。もし大量の臓器の出所があれば、あなたが行ってすぐに移植を受けることができるでしょう。しかし軽率にこのような臓器移植を受けることは、自らをとても危険な状況に置くことになります」と語った。
徐さんは更に、「医師の職責は人を助けることで、人を害することではありません。自らの専門知識で金儲けをしようとするべきでありません。このような医師は、非難を受けるべきで、特に私達の政府は、具体的な制約となる法律があるべきです」と語った。
カナダの人権弁護士・デービッド・マタス氏と、前アジア太平洋支局長・デービット・キルガー氏は、2006年から法輪功修練者に対し、中共の生体臓器狩りについて調査を行った。彼らは広範な証拠に基づいて、この告発が真実であることを証明した。そして恐らく数万人規模の法輪功修煉者が臓器を摘出され殺害された。
このことはメディアに公表され、その後、台湾医学界はすでに中共の生体臓器狩りの罪悪に注目を寄せている。台湾の国際臓器移植配慮教会が最近、米国の「強制的な臓器摘出に反対する医師組織」に呼応して、中共の生体臓器狩りに反対する署名活動を推進するなど、このような行動はすでに続々と見られるようになっている。