貴州省:法輪功修煉者が刑務所で迫害され死亡
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  【明慧日本20121228日】貴州省仁懐市(じんかいし)法輪功修煉者・趙明芝さん(女性)は法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に何度も嫌がらせをされ、の実刑判決を2度下された。今年927日、趙さんは刑期満了となって解放されたが、すでに歩けない状態でご飯も食べられず、痩せこけて目が窪んでいた。その後も趙さんは健康状態がさらに悪化し、今月16日に無実が晴れないまま死亡した。享年69歳。

 趙さんは学校に通うことがなかったため、字も読めず、気が短い性格だったが、法輪功の修煉を通じて、趙さんは人に優しく接することができ、心も落ち着くようになり、体も健康になり、字も読めるようになった。趙さんの嫁はいつも、「うちのお義母さんは法輪功を学んで性格が変わった。心が広くて優しくなった」と言っていた。

 しかし、中共当局は19997.20から、法輪功に対して残酷な迫害を続けてきた。趙さんは法輪功を学んでいるとして、実刑判決を2度下され、夫の盧譲忠さん(法輪功修煉者)も懲役7年の実刑判決を受けたことがあった。

 趙さんは2002年、市公安局の警官に連行され、懲役3年の不当判決を下され、貴陽羊艾刑務所に収容された。

 2010928日、趙さん夫婦は市公安局の警官に連行され、留置場に拘禁された。その後、趙さんは懲役2年実刑判決を言い渡された。

留置場に拘禁されていたとき、趙さんは咳きが出始め、2011713日、貴陽女子刑務所に移送されたときも、咳きが止まらなかったが、刑務所の医者に「年だから、咳きをするのは当然だ」と言われたという。しかし、その後も趙さんは咳きをし続けたため、去年12月、警官に連れられて刑務所の病院に行ったが、警官は医者と裏で話をつけて、医者は趙さんを検診せずに薬を与えた。監区に戻った趙さんは、受刑者らにもらった内容不明の薬を飲ませられ、薬の注射も40回強要された。しかし、趙さんの病状は悪くなる一方で、咳きをして夜も寝られなくなり、大量に吐いた。

その後、趙さんは痩せこけ、ご飯を食べられなくなったが、警官に「三書」に拇印を押すことを強要され、ほかの法輪功修煉者と話をすることも許されなかった。趙さんは心身ともに苦痛を与えられ、健康状態がさらに悪化した。

帰宅した趙さんは、寝返りをするにも家族に頼らなければならず、水も食べ物も入らない状態に陥った。

今月16日、もともと健康だった趙さんは、当局の迫害により命を奪われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/23/266861.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/12/25/136774.html)
 
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