【明慧日本2012年12月30日】山東省徳州市に在住の法輪功修煉者・車奇聡さん(40代男性)は今月12日、市公安局の運河経済開発区公安支局の警官に不当連行され、現在、徳州市刑務所に拘禁されている。
車さんは、華能国際電力有限会社の徳州発電所の従業員で、法輪功を学んでいることが理由で、中共(中国共産党)当局に何度も不当に連行された。
1999年7.20、中共の江沢民グループは全てのマスコミを使用して、虚言で法輪功を罪に陥れ、侮り罵った。徳州市刑事警察大隊の10数人の警官が、家財、コンピュータ、ビデオテープなどを没収し、「社会秩序を乱した」という罪名で車さんを不当に連行し、徳城区公安支局の刑務所に15日間拘留した。車さんは、解放されたものの人身の自由がなく、勤務先に軟禁された。
2000年6月、車さんは法輪功の真相を伝えるため、北京へ陳情に行ったが、徳州市刑務所まで不当に連行され、45日間拘禁された後、勤務先の独身寮に軟禁された。
2000年10月、河西派出所の警官は車さんを徳州東方賓館洗脳班に連行した。2日後、車さんは山東省シ博王村の第2労働教養所に送られ、労働教養3年を強いられた。拘禁期間中、車さんはスタンガンで電気ショックを加えらる、長時間立たされる、しゃがむ姿勢を強制される、長時間睡眠を剥奪される、労役に従事させられるなどの迫害を加えられた。車さんは2003年に出所した。
2004年4月、河西派出所の警官は車さんを刑務所まで連行した。1カ月後、車さんは再び王村労働教養所に送られ、労働教養2年を宣告された。車さんは、王村労働教養所で前回と同様に様々な迫害を加えられ、心身共に大きな傷を負った。車さんは、2006年3月に帰宅した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)