長春市:労働教養所で法輪功修煉者が受けた過酷な拷問
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  明慧日本2013年1月16日】吉林省長春市の奮進労働教養所は、法輪功修煉者に「真・善・忍」の信条を放棄、「転向」させることを目的に、多数の修煉者を拘禁し、残酷な迫害を行うことで知られている。修煉者を迫害するだけでなく、一方では毎日、主に日本や欧米向けの小鳥を模した工芸品を強制的に作らせ、暴利を貪っている。

 鳥の飾り物を作る場合、どろどろとした水飴状の粘着剤・ゴム糊を必要とするが、それに使用するゴム糊は刺激臭を伴い毒性を持っている。飾り物  ををを作るたびにそれが強烈な匂いを放ち、喉や鼻を刺激し、息が詰まりそうになる。後遺症として、呼吸器官が侵され、咳や発熱が続く。また、鳥の羽はちょっとした風でもすぐ飛んでしまうため、作業現場は窓やドア、通風口が閉じられ、密閉された室内はさらに強烈な粘着剤の匂いが充満する。24時間体制の強制労働でこのような匂いに晒された修煉者は、目や鼻が刺激され、頭痛や嘔吐、涙が止まらないなどの症状を訴えた。しかし、施設側は生産のノルマを達成させるためそれを完全に無視した。

 ノルマを課された施設側は、修煉者の食事の時間さえ短縮し、わずかな食料しか与えず、さっさと食事させ、つかの間の休憩もなく作業を続けさせた。こうして修煉者は最低でも十数時間以上、辛い労動を強いられている。一人でも仕事が終わらない場合、滅多打ちされ、時には工期が迫ってくると、労働時間を延長され、夜の10時過ぎまで休むことを許されなかった。

 中共は「中国共産党第十八回全国代表大会」を「敏感日」と定めており、その開催期間 、修煉者は610弁公室による面会禁止令や嫌がらせなどの迫害を受けた。施設側は構内の各エリアの管理体制として、監守や受刑者に交替で修煉者を24時間監視させた。迫害の手段は夕食後、修煉者に中腰の姿勢を長時間維持する拷問を加えた。施設内で行われるこれらの残酷で下劣な手段の拷問は修煉者を苦しめ、ほとんどの場合、最低でも3日間にわたって継続して加えられた。姿勢が崩れると、殴る蹴るの暴行を強化され、多くの人は満身創痍となり、足が不自由になる人もみられる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/11/267631.html)
 
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