吉林省:懲役18年の法輪功修煉者 迫害され、胃出血し入院
【明慧日本2013年1月17日】吉林省農安県の法輪功修煉者・魏成さん(40代男性)は2007年に、地元の警察により身柄を拘束され、拘禁された。2009年に懲役18年の不当判決を下され、公主嶺刑務所に収容された。刑務所でさまざまな迫害を受け、先日、胃から出血するようになり、刑務所外の病院に救急搬送された。
今月9日午後、刑務所から魏さんの家族に「魏成は公主嶺病院701号室に入院している」という通知がきた。魏さんの老いた両親は危篤状態の息子を心配して、他の家族と一緒に直ちに、100キロも離れた病院に駆けつけた。しかし、病室の外で監視していた警官に入室を阻まれた。その後、警官と粘り強く交渉し、数人だけが入室を許可された。
魏さんは2007年5月27日に県公安局、合竜鎮派出所に「法輪功の横断幕を作った」という理由で、ほかの法輪功修煉者5人と一緒に連行された。その後、県裁判所は魏さんに対し3回も判決を下した。最初は2007 年11月2日に懲役5年、次は2008年3月に8年に変更し、さらに2009年3月27日には、18年の判決を宣告した。
2007年9月ごろ、魏さんの妻は派出所に行き、夫の釈放を求めたが、警官は「ほかの者を釈放しても、お前の夫は釈放しないぞ」と言い、妻もその場で拘留された。その後、妻は妊娠していることが判明し、釈放された。
2009年3月27日午前8時半、県裁判所は魏さんを含む法輪功修煉者7人に対し開廷し、30分足らずの不当な裁判を行い、2人に懲役9年、2人に10年、2人に14年、魏さんには18年の重い判決を宣告した。
現在、魏さんは入院中で、病室の外で数人の警官に常に監視されている状況である。