拷問の実演:吊るし上げられる |
市刑務所で2年3カ月間も不当に拘禁された李さんは2003年7月3日、邯山区裁判所で秘密裏に裁判を開廷され、懲役11年の実刑判決を宣告されたが、中共当局は判決の結果を李さんの家族に知らせないまま、同年11月13日、李さんを石家荘第四刑務所に拘禁した。
刑務所で李さんは独房に監禁され、受刑者3人に監視された。李さんは部屋の隅で小さな椅子に座らされ、昼夜を問わず目を閉じることを許されず、警官に「お前も刑務所に入っているぞ。信仰を諦めよう。お前が何を考えているのかわからないが、とりあえず「修煉しない保証書を書け」と言われた。李さんは警官の要求に従わず、刑務所の迫害に抗議した。しかしその後、警官は李さんに長期にわたって手や足にかせをつけ、繰り返し殴打しながら、警官・趙軍は李さんの左手の薬指と小指の爪に針を差し込んだという。
拷問の実演:爪に針を刺す |
李さんが拘禁されている間、刑務所側は李さんが刑務所で受けた迫害を暴露しないように、李さんと家族の面会も殆ど許さなかった。李さんは帰宅した当日、地元派出所の警官に「顔写真を撮るから、派出所に来い」と言われたという。