明慧法会|11年間資料点を順調に運営してきた(一)
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文/湖南省の大法弟子 李善慧

 【明慧日本2013年1月19日】偉大なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は1997年に法を得た古い弟子です。5人家族で夫、息子と共に修煉をしています。家庭資料点は今年で11年目に入りました。旧式の謄写版印刷機から半自動デュプリケータ(注:複製機)、複写機、デジタル複合印刷機などを経て、最後に半自動製本機にまで発展してきました。大法から与えられた知恵に導かれて熟練した操作をも行えるようになりました。少量の印刷から大規模な印刷まで、シンプルな印刷から様々な資料印刷まで、単一項目から多様な項目まで、需要に応じて資料作りができるようになりました。資料の品質を保障し、期限内の配達を遵守しています。同時に規模の小さい資料点に定期的なメンテナンスや専門技術を提供しています。資料点は慈悲で偉大なる師父のご加護の下で今日まで順調に平穏に歩んできました。

 良く学び、弛まず真相を伝え

 資料を作成する過程は修煉を向上させる過程でもあります。私達の資料作成においては師父が悟りを開かせてくださった上、学法、暗誦、修煉の中で心身ともに向上するにつれて法理から叡智をいただきながら技術を習得してきました。

 チラシの印刷から始めて小冊子の編集まで全て自らやっています。真相資料の需要が日増しに増え、あちらこちらからの協調人から注文が続いた当時は、本当に息苦しくて辛かったのです。苦労が重なりましたが、7.20まで行なっていた長期の学法、暗誦、書き写し、暗記などにより、堅実な基礎を築き上げることができました。『論語』、『洪吟』、『精進要旨』の暗誦ができていたので頭の中は常に師父の法が入っていました。疲れている時に「苦其心志」(『洪吟』)、戸惑った時に「迷中修」(『洪吟』)、怠慢に陥った時に「理智醒覚」(『洪吟二』)、動揺した時に「見真性」(『洪吟二』)、邪悪勢力が猛威を振るう時に「怕啥」(『洪吟二』)、妨害された時に「妨害を排除せよ」(『精進要旨二』を思い出して暗誦していました。

 学法する暇がなければ勤務の余暇時間を利用して事務所で法を読みました。通勤途中は暗記している法を一通り暗誦しました。資料作りの時に睡魔と疲れで妨害され進まなかったら、「私は大法弟子だ。神になるのだ。やっているのは全て衆生を救うためだ。偉大かつ神聖なる事をこなしているのだ」と思うと、師父がすぐにご加持してくださいます。体の上下が貫通し、気分がリフレッシュされて、また資料作りに専念でき、作業が自然に捗りました。

 十数年来、資料作りをしている中で様々な困難、問題、妨害に遭いましたが、その都度師父が悟りを開かせて下さり、問題はすらすらと解決されていきました。

 例えば、資料を印刷している最中、紙を間違えてセットしたり反対方向にセットしたりするような問題が起きると「印刷ができなくなる」、「プリンターが稼働しなくなる」という現象が起き、設備は問題の発生原因を暗示してくれ、手遅れにならない内にミスを防ぐ奇跡を起こしてくれました。反対に学法が単なる形式に留まったり時間が少ない中で早くやる事を終わらせたいという執着心が生じてミスを犯した場合は、設備が私の執着だと気づき、一切のヒントを示さず間違えたままでした。インクと紙を無駄にするだけではなく、やり直す時間も無駄になります。機械設備にも命と知恵があり、新しい設備を増設しても同様にその超能力を発揮してくれます。私たちはとても丁寧に大切に取り扱っています。まだまだ不思議な体験と学法による法理への悟りはたくさんありますが、ここでは一々羅列しません。しかし、師父の最近の説法『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』の真の内涵が実証されました。

 絶えず修煉を続けることで慈悲が自分の空間場に満ち、善の念、思いやり、我慢、寛容が自然に生まれてきました。まだ退職していない時の出来事でした。ある日、同修のAさんのチームから緊急の資料要求がありました(一般的に夜の7時から11時まで、または土日を資料作りの時間にしていましたが、それにしても当時は供給が需要に追い着かない現状でした)。前日に必要な部数だけを申し込まれた私達は、何とか当日の夜までに印刷を仕上げて対応していました。裁断は親戚を呼んで手伝ってもらっていました(当時は手動で印刷物を裁断していたので一苦労でした。2年にわたってこのように親戚に助けてもらっていたことから、最終的に親戚達も修煉の道を選びました)。ちょうどAさんが、翌日の夜9時までということで緊急対応して仕上げた資料を取りに来た時に、同修のBさんが「地方から来た同修から資料を取りに既に近くまで来ていて、明日の早朝に戻る予定だという電話連絡を受けた」と話してきました。そうなるとAさんに渡す予定の資料を地方から来た同修に譲らなければなりませんでした。

 Aさんはすぐに「こっちが先約なのにどうして守らないの? 順序を守るべきではないのですか?」と詰問してきました。私は「今日は特別な情況なので、今夜作るからまた明日取りに来てください」と話しました。「明日は地方まで持って行って配布する予定だったのに」と納得のいかないAさんに「どうかお許しください。今から作りますから」と言いましたが、結局Aさんは怒って去っていきました。実は、資料作りのためにご飯を食べる暇さえなかったのに、出合ったのは同修の非難と不満でした。私はそれについて色々と考えましたが、同修を恨む気持ちは全くありませんでした。その後、「Aさんが家に帰って号泣していた」と甲さんから聞かされました。Aさんが一緒に翌日の資料配布に行く予定の同修達に資料の経緯を話したら、同修達が「そうすべきではなかった」と口を揃えてAさんを叱ったそうです。

 Aさんは私に申し訳なく思っている、よく修めていなくてとても恥かしいと泣きながら言いました(Aさんのチームは今まで数多く広範囲に真相資料を配布して計り知れない程の努力をしてきましたまさに法を正す時期の大法弟子の使命を果たしています)。私は甲さんの話を聞いて「構わないよ。彼女だって自分の為ではなく、より多くの衆生を救う為だから私は全く恨んでいません。気にしないでと彼女に伝えてください」と話しました。私は今回の事で協調上の漏れがまだあると反省しました。それから協調の面でも徐々に改善していきました。それから人間の付き合いにおいて他人の長所を見るようにして、他人の足りないところに寛容の態度を持って接することを学びました。お互いに関心と寛容の態度を持つことで、大法の非凡な力を見せてくれました。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/8/249474.html)
 
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