明慧法会|大法に同化して、より多くの衆生を救う(三)
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文/黒竜江省の大法弟子 文シュ

 【明慧日本2013年1月22日】

 五、経済面の迫害を否定しながら、衆生を救う

 2000年7月、法輪功の修煉を止めないという理由で、勤め先は私の給料を打ち切りました。当時の私はずっと三つのことをしていましたが、法理についてあやふやな理解があったため、邪悪な迫害を認め、家を出て路頭に迷うことを選びました。家族は理解できず、夫も巻き添えになり一家の収入はゼロになりました。

 2006年の春、私は同修と一緒に店を開きましたが、結局、失敗に終わり借金を抱えて本当に泣きっ面に蜂でした。それから、同修は私をある企業に紹介してくれました。私は絶えず学法して、法理に対する理解も深まり、恐れる心を除去して、その職場は私が衆生を救う良い環境になりました。仕事の中で、私は自分の仕事を完成するほか、もっと多くの衆生と接触する機会を作るために、自発的に同僚の手伝いをしました。給料は年々上昇して、従業員の中で最も高額となりました。

 2006年に同修と店を開いた頃を振り返ってみると、自分は邪悪の迫害を認めていたことに、はじめて気付きました。私は「指名手配」をされていたため、恐れる心が生じて、店の中で出会った衆生に真相を伝える勇気がなくて、彼らへの済度を怠りました。

 師父は『アジア太平洋地区学習者会議での説法』で「あなたは修煉者なので、威徳を持たなければなりません。あなたの威徳はどこから来るものなのでしょうか? この厳しい環境の中で自分を放下し、自分を無くし、大法弟子として完全に法のために責任を持つというところから来ているのではありませんか? このこと自体は威徳ではありませんか? しかも厳しい環境の中でやり遂げたことなので、なおさらそうです。自分を強調し、自分のための考えがあればあるほど、威徳はありません。そのために行ったことも成功しにくく、良く行うこともできないのです。大法のことは他でもなく最も神聖なことであるべきなので、自分の観念、自分の要素を持たなければ持たないほど、良くなり成功する可能性が高いのです」と説かれました。

 その時、お金を儲けることは経済面の迫害を否定することだと理解していたため、自分の利益を第一位に考えていました。しかし自我を放下して衆生を救うことを始めた時、師父は私に最も良いものをくださいました。その時夫も良い仕事を見つけて、収入はかなり良かったのです。

 個人修煉と法を正す時期の修煉の区別を私がはっきり分かってから、家族の態度も一変して、大法を支持するようになりました。現在、私は1人で地元を離れて働いていますが、家の商売はとても繁盛して、毎月2万元(約30万円)以上の利益を出しています。私は家の収入に執着せず、「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)と分かっているからです。大法弟子が師を助けて法を正すところに出発点を置くならば、やっているすべてのことは旧宇宙の理に制約されることなく、きっと最も良い結果を結ぶのです。

 六、元の勤め先に帰って、昔の同僚を救う

 2000年以前、私は政府部門に勤めていました。職場に大法弟子が少ないため、元同僚たちに真相を伝えられるのは私だけだと、私はずっと自分の使命を忘れていませんでした。私は同僚たちのことを心にかけて、実家に戻る際に同僚の家を訪ねて真相を伝えたこともあります。喜んで真相を受け止める同僚には私も喜んで安心しますが、冷淡な反応をする同僚のために私は心配して焦ります。師父は私の心を見られ、路上で元同僚と巡り合うように按排された事もあって、毎回私は機会を掴んで彼らに真相を伝えています。出会った同僚はみな私の生活を心配してくれ、勤め先に行って滞納している給料をもらうようにと励ましてくれます。

 実は、数年前から私はそのような願望がありました。元の勤め先に行って給料を要求し経済面の迫害を否定して、元同僚たちを救いたいと思っていました。しかしいつも家に帰ったら、あれこれの観念に阻まれて、ぐずぐずして元の勤め先にずっと行っていませんでした。

 師父は『二〇〇三年旧正月での説法』で「ご存知ですか? ただ修煉について言えば、宇宙の低次元においてはとても複雑ですが、高次元になるととても簡単になり、修煉という概念もなく、ただ業力の消去という概念だけになります。更に高い次元になると、全ての厄介なことは天に上るための道を開いているだけであると言っています。それより更に高い次元になると、業力の消去や苦を嘗めることや、修煉などの概念もなく、選択ということしかありません! 宇宙の高次元ではこのような理であり、誰ができるのかを見て、その人を選ぶのです。これが理なのです」と説かれました。

 法を正すという、宇宙の中で最も重大な事において、師父は私を、法を正す時期の大法弟子として選んでくださり、私は輪廻の中で現世で師を助けて法を正すことを選び、宇宙の最高の誉れである「法を正す時期の大法弟子」になりました。師父は我々に衆生を救うように教えておられるので、大法弟子は無条件に師父の教えの通りに実行すべきです。正念が出ていたので、私は無限の力を感じ、すべての妨害を師父はきっと私のために除去してくださるので、今すぐ元の勤め先に行って同僚たちを救おう、きっとうまく行くと思いました。

 私が行く日に、地元の同修たちは私のために発正念をしてくれました。元勤め先の近くに行って近距離で発正念をしてくれる同修もいました。十数年ぶりに元同僚たちに会った時、彼らは親しい身内に会ったように私を迎えて、ハグしたり思い出話をしたりして、食事の誘いもありました。

 局長に会う時、私は「今日来たのは二つの目的のためです。第一は、あなたに『法輪大法は良い、真・善・忍は良い』ことを伝えたいことと、共産党組織を脱出してこそ、はじめて良い未来があることを伝えるためです。第二に、私は法輪功を修煉するために給料を打ち切られたので、給料を支給するように関連部門に聞いてもらいたいのです」と話しました。局長は温和な態度で「在職の時から私はあなたに好印象をもっていました。こんなに優秀な人の給料を法輪功修煉のために打ち切るべきではありません」と言いながら、電話を取って関連部門に連絡をしてくれました。

 給料を支給してもらうことを通じて、元同僚たちを救うことは、今の私が思う最も重要なことです。給料を取り戻せるかどうかは、私のものなら、無くなることはないので、自然に任せます。

 以上は私のここ数年の修煉体得で、しっかり修めた同修に比べればまだ全然及ばず、大きな距離があり、師父の要求にも大きな距離がありますが、今後努力して、絶えず精進していきたいと思います!

 偉大なる師父、ありがとうございます!

 全世界の同修たち、ありがとうございます!

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/10/248913.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/11/15/129485.html)
 
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