江蘇省:法輪功修煉者の妻、夫の迫害にショックを受け生活困難
【明慧日本2013年1月24日】江蘇省蘇州市の法輪功修煉者・陸利民さん(44)は去年4月20日午前10時頃、突然、営んでいた店舗に侵入した警察数人に強制連行された。拘禁されてから9ヵ月経った今も釈放されず、無実のまま懲役4年の不当判決を宣告された。さらに、家族は逮捕状や判決書などの正式文書を受け取っておらず、陸さんの状況を一切知らされていない。
家族は自力で陸さんの行方を探り、ようやく知ることができた。そして、収容先の蘇州市第一留置場へ行き、冬用の防寒着を渡したいと伝えた。しかし、施設側は拘禁通知書を提示しないと受領しないと言い家族を追い払った。家族は陸さんを逮捕した滸関派出所に令状の状況を尋ねたが、警官が「出て行け」と大声で怒鳴り、門前払いした。
陸さんには、高齢で介護を受ける母親と、妻や幼い子供がいる。一家の大黒柱である陸さんが拘禁され、家族の生活は苦しい。告訴する道もなく、苦境に陥っている。
2000年6月頃、陸さんは法輪功の資料を配布した後、警察に連行された。3日間の勾留を経て、上方山洗脳班へ移った。
2005年5月12日、陸さんは自宅で不当に連行され、滸關派出所で1日勾留された後、法的手続きを経ず蘇州市第一留置場へ移った。約5ヵ月拘禁され、裁判所は懲役3年6ヵ月の不当判決を宣告した。
2006年1月6日、陸さんは無錫刑務所へ移った。第13監禁エリアで24時間交代制で睡眠が許されない監視を受けるなど拷問を加えられた。その後、さらに第14監禁エリアに移り、さらにひどく迫害された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)